中国「ハイアール」白物家電で世界一のシエア
自社にない技術はネットで公募
日経ビジネスに、『世界に挑む「赤い旋風」ハイアール』として特集されているハイアール。
主な製品は冷蔵庫や洗濯機などの白物化で家電、テレビ、エアコン、ラップトップパソコンなどで、世界165ヵ国以上で生産・販売している。グループ全体で2008年度のグローバル連結売上は1220億元(約1兆8300億円)。白物家電ブランドマーケットシェアでは2010年時点で世界第1位。冷蔵庫と洗濯機のブランドマーケットシェアも2010年時点で世界第1位だという。
かっては、日本の家電メーカのお家芸であり、ブランド。
1984年12月、青島冷蔵庫本工場(青島電冰箱総廠)として創業。30年弱で世界トップ。もう中国の企業を侮ることはできない。三洋電機の白物家電部門もハイアールに売却された。
注目されるハイアールの企業戦略は、やはり「IT武装」速さとニーズの徹底的な反映で、のし上がってきた集団だ。おもしろいのは、日本や欧米企業と技術を競うのではなく、協力を取り付けて、単独では利益を生み出せない利益を得続けるという手法にもビックリするが、『自社にない技術はネットで公募』という手法だ。これもスピードを重視した商品開発。
ネット時代を見据えた『新世代のメーカー』に脱皮しようとしているハイアール。日本の企業のあり方にも大きな影響を与えると予想されており、その真の姿を見誤ると「日の丸電機」はデジタル家電に続き、同じ轍を踏むことになるのではと日経ビジネスの編集者は警告している。
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