公的機関の公募事業が花盛りです。
ただ、募集期間が短く、事業企画をまとめ上げる作業は大変な様子です。
5,6月は、公的機関等の公募型での事業募集が、立て続けに出てきました。特に、今年は国の景気対策のための補正予算枠の事業が突出しています。
ただ、企業の方が応募する場合は、かねてから問題意識や危機感を持ち、事業改革や製品開発の必要性を実感していないと、直ぐにテーマ設定や事業企画案をまとめ上げていくのは大変な作業です。
4月から、当協会でも会員企業等5社の申請のための書類づくりに係わりました。問題意識、技術課題などを文章化するのは、簡単なようで難しい作業です。企業の側でも、公募等への経験があるか、どうかで、かなり申請書づくりのテンポも違います。
製造業の方が、専門と違う、食や環境など異分野、あるいは技術の横展開などで、事業企画をとりまとめようとする場合は、尚更です。
だだ、そういう提案や企画能力も、提案をまとめるという経験の中から、係わった社員の成長がよく解る場面が多いです。 企画事業が採択されるかどうかも大事ですが、事業企画していく、まとめていく過程での意見交換や議論は、今の自分の仕事の見直し、改革にもつながるなど、そこの企業にとって非常に大事なことであり、生きた人材育成の場だと思います。
製造業の企業の皆さん!ぜひ年に1本は公募にチャレンジしていくことが大事だと思います。 そのために当協会も少しでもお役に立てればと思っております。ご利用ください。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/
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