来春卒業の高校生の就職希望5割が「地元」志向
広島県は高卒人材難で、鹿児島でPR
鹿児島県内の来春就職を希望する生徒のうち、県内希望者が5割に達しているようだ。
鹿児島労働局が、5月15日に県内全高校の卒業予定者17,895人を対象に求職動向を調査している。これによると、学校やハローワークを通した就職希望者5,437人のうち、県内希望は2,721人、県外は2,716人で、各50.0%だったとのこと。
同調査の県内就職希望者の割合は、
06年は58.7%、
07年は55.9%
08年は50.6% と年々下がってきており、非常にきになる現象である。
労働局の話では、来春は求人数は更に減ると予想され、益々厳しくなるとの予想だ。
これを裏付ける活動が、12日に鹿児島市で開催された「広島県の高校進路担当者向けの企業情報説明会」である。鹿児島県はこれまで長い間県外への人材供給県であり、この減少は今でも続いており、毎年1万人以上の人口が減少している。
厳しい経済状況ではあるけれど、県外流出を止め、若者を県内に定着させるためにこれまで以上の「産学官」が一体となった積極的な対応策が求められているのではないだろうか。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/
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