鹿児島県に進出してきた中小企業は認知度が低い。
なんとか 知名度を高められないのか?
永い年月をかけ、鹿児島県や市町村の企業誘致担当者の涙の出るような努力で、せっかく鹿児島に進出してきて戴いた企業なのに県内の住民の方はもちろん、市町村や学校の就職担当の方々さえあまりご存じない。
市町村の誘致担当職員や高校の先生方は定期的に異動で替わる。また、最近の市町村合併で、地域が広くなり、管内を把握するだけでも大変なことで、企業のPRや訪問まで手が回らないというのが実情のようです。
そこで、かごしま企業家交流協会では、市町村の企業誘致担当の方々に管内企業の状況把握、特に工場長等との情報交換・ネットワーク化を勧めており、当協会の出来ることから始めるの発想で、進出した企業の工場見学会を昨年から実施しております。
何県から進出され、何をつくっておられるのか?
地域からの雇用や行政との連携はどうか?
どういう経緯で進出されてきたのか?
結果はどうか?
など、企業誘致に必要な情報を意見交換するためです。
工場見学会で、直接工場長のお話をお聞きし、企業の製造現場を見学することで、製造現場の第一線の実態を理解でき、またそこに企業誘致のヒントやノウハウ・人脈など市町村の企業誘致担当者の方々にとって生きた教材があります。
昨日は、兵庫県尼崎市に本社があり、薩摩川内市に進出されている株式会社サンテック川内工場を鹿児島県内市町村一行22名で見学させて戴き、いろいろな情報交換をさせて戴きました。
サンテック川内工場 案内人の井龍工場長(右)と觸副工場長(左)
1977年の創業以来、鹿児島出身の松元満夫社長のもと、先進のメカトロニクス技術と数多くの実績を積み重ねてきておられ、08年度の明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社に選ばれている企業です。
大型偏光板貼付装置 反射フィルム貼付機
同社のプラズマ・液晶・有機EL等の薄型パネルに、フィルム(保護・機能フィルム)を添付する装置は素晴らしいものでした。又、医療・IT製品など幅広い分野への添付技術の高さに感心させられました。
意見交換の様子 人脈づくり(名刺交換)
今回の見学会で、市町村の誘致担当者の皆さん方は、実際に自分でみること・情報をしることの大事さ、そしてそこから得た情報は貴重なものだったと思います。
今回得られた進出企業の情報を地元企業や住民など広く伝達し、又、今後、企業誘致等にぜひ活かして戴くことを期待しております。
かごしま企業家交流協会
いい会社が誘致されてますね。
PRされてないから、一般の人は知りませんよね。
学校とか、市町村職員も知らないですか。
企業もですが、地元の市がもっと自慢というか、PRすれば、いい人材も残るのではないですか。
頑張ってもっともっと大きく育ってほしいですね。
こんな誘致の会社が頑張っていることを、PRするのがいいと思う。
市報とか、いろいろあるんじゃないですか。
鶴田さんの意見に賛成します。