昆虫で養殖魚をプリプリに
養殖魚資料の開発・販売
面白い情報だ。
日本で養殖魚の飼料や飼料添加物として昆虫の活用を検討している愛媛大学発のベンチャー「株式会社愛南リベラシオ」が設立されているそうだ。
この愛南リベラシオの井戸篤史社長らの研究によると、「イエバエの蛹・フライミール®」を飼料として利用した際、マダイやウナギの稚魚といった養殖魚の摂食促進や耐病性の向上がみられたという。
「持続的な水産養殖の実現には、昆虫飼料によって育てた魚を消費者が積極的に購入するようになってもらうことが必要」と井戸斜塔は話しているというが、環境に大きな負担をかけず、地域社会にも配慮した養殖魚は、水産養殖管理協議会(ASC)が認証を行っているそうだ。
要は、消費者の選択になるが、この認証ラベルを見て製品を選べば、消費者が持続可能な水産物の取り組みを後押しすることになる。現在、昆虫生産のパイロット工場の導入を計画しており、ゆくゆくはASCの認証も目指していく予定だという。
この自然を生かす発想、あるいは循環の発想があれば、地方にもチャンスが。それには地方の大学が地域に目指した研究開発を目指すべきだろう。
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