新幹線の鹿児島ルートの全線開業をにらみ積極的な動き
来春に企業と組み関西圏を中心に食材の大規模PRを実施
鹿児島県は、来春に「2010鹿児島さくらWeek」(仮称)と題して、キャンペーンを展開するとのこと。
いよいよ九州新幹線が2011年春フル操業する。新大阪とは約4時間で結ばれる。これを機に新たな商圏として関西をターゲットにして、鹿児島の豊富な食材を紹介し、中高年女性を中心に観光客を増やすとのねらいのようだ。
県主催の物産展や旅行会社向けのプレゼンだけでなく、県が協力し、様々な企業に鹿児島特集を組んでもらう形式の事業も打ち出すとのこと。これまでのやり方とは少し違う、企業連携での事業になるようだ。
内容は、黒豚やウナギなど県産品の「食」を活かした取り組みで、3~4月に大阪、京都、岡山、広島のJR西日本系のホテルグランヴィアのレストランでの料理提供するフェア開催、大阪ガスグループの関西地区のクッキングスクールでは鹿児島の伝統料理などを紹介する。その際に県は食材を一部無償で提供するなど協力するとのこと。
また、3月下旬には関西地区のイトーヨーカ堂全店(11店舗)でさつま揚げなど特産品の宣伝販売と観光PRも実施する。更に、大阪市の阪神デパートで観光物産展も開くとのこと。
年が明けると、関西で鹿児島のPRが動き出す。焼酎ブームが少し下降傾向との報道もあり、再度鹿児島が浮揚できるか、いよいよ正念場を迎える年になるのではないか。当協会でも、関西・東海地区の企業会員を通じ、少しでもお役に立てるよう協力していきたい。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/
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