よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

現在の新「三種の神器」 / どうなる日本経済(17)

2009-10-13 09:09:22 | どうなる日本経済

現在の新「三種の神器」は、「太陽電池」「電気自動車」「省エネ家電」を指す。

果たして、この新三種の神器は、日本経済を救うのだろうか。

低炭素社会の実現に向け、麻生太郎首相が唱えた3つの成長の柱で「太陽電池」「電気自動車」「省エネ家電」が、現在の新三種の神器と言われる。

この3分野により、2020年に新たに約50兆円の市場と140万人の雇用の創出を目指している。具体的な方策としては、太陽光による電力の買取制度の創設や、太陽電池設置への補助金、エコカー購入時の税金免除、省エネ家電購入へのエコポイント還元などがあり、3分野の普及を後押ししている。

もとはと言えば、この「三種の神器」は歴代天皇家が継承してきた剣、鏡、玉の宝物の話である。

これが、戦後の日本の発展を支える象徴的な電化製品として、「白黒テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」の3品目を「三種の神器」になぞらえたのをきっかけに、ライフスタイルを変えるような3品目を指して「三種の神器」と称することが多くなったようだ。

この現在の新三種の神器は、昨年来の世界的な不況の真っ直中にある日本経済を救う役割を果たすのか、 「白黒テレビ」「冷蔵庫」「洗濯機」の3品目が世の中に出てきた時と比べると、今のところインパクトが弱い感じがしてならない。

これを手に入れることで、生活スタイルががらっと変わる。「楽になる、便利になる。楽しくなる。」こういう何か更なる魅力づくりというか、キイワードがほしい気がしてならない

かごしま企業家交流協会

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「関西から鹿児島」夢の架け橋サポート事業/鹿児島での活動(56)

2009-10-09 23:38:51 | 鹿児島での活動

「関西から鹿児島」夢の架け橋サポート支援事業が新聞掲載されました。

南日本新聞のタイトルは「関西から移住支援ー企業誘致の経験活用」となっています。

現在、県の助成事業の採択を受け取り組んでいる移住・交流事業について、南日本新聞記者の取材を受けましたが、その結果が今朝の南日本新聞に掲載されました。

記事が報道され、今、私はじわりと「この事業実施の責任」を感じています。県の大阪事務所勤務時代に、関西から鹿児島へのU・Iターンのお手伝いをし、実現した数人の人達は、何とか鹿児島の誘致企業等に再雇用して頂き、何とか定着し頑張ってます。

が、今回の事業では、U・Iターンの前段階として、鹿児島での農・畜・水産農家等で就業体験をして頂くための旅行システムをつくるものです。そのために、鹿児島ではその受け皿づくりを、関西では、鹿児島への体験のツアーパッケージ商品づくりを、それぞれ進めています

この背景には、鹿児島県の人口が毎年1万人以上減少している厳しい現実があります。何とか、都市圏から人口を逆流できないか、この思いが私の心の中にあります。

そのための仕掛けづくりが、今回の移住・交流事業である。口で言うのは簡単だけど、これまで、関西と鹿児島で、それぞれのニーズ調査を実施していますが、では参加しましょうとはいかないと思っています。

しかし、何とか少しでも鹿児島の人口減対策のためにもこの事業を実現させたい。今日の新聞報道は、改めてこの気持ちを確認する機会になったと思っています。 

 

             

南日本新聞のリンク先です。

http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=19799

かごしま企業家交流協会

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工場見学会を実施 / 鹿児島での活動(55)

2009-10-07 23:17:41 | 鹿児島での活動

市町村会員による県内進出企業の工場見学会を実施しました。

今回は、大崎町に進出され20年になる日本ハードウェア(株)さんでした。

台風18号の暴風警報がだされた大隅半島の大崎町に進出されている日本ハードウェアの鹿児島工場に賛助会員の市町村の皆さん一行17名で訪問し、工場内を見学させて頂きました。

大雨と時々の強風の中、遠方の伊佐市や南さつま市など県内各地から集まって頂き、市町村の方々の熱意を感じました。

受け入れ側の日本ハードウェアの矢野工場長が、大崎町への進出の経緯や同社の製品である冷間鍛造金型の説明、そして製造現場を案内して頂きました。特に、同社の六画割型セグメントを発想し、商品化された話や、昨年9月以降の世界的な不況の煽りを受け、厳しい中での、社員を雇用維持されている努力や、更なる企業発展を目指し、九州の大学や鹿児島県工業技術センター等との研究開発への取り組み等の積極的な攻めの姿勢には感心させられました。

また、小川社長と進出先の大崎町トップとの連携など、地域と一体となった発展への努力にも、今後の企業誘致の何かヒントが隠されているのではと感じました。

いずれにしても、台風が大隅半島に差し迫る厳しい気象条件の中、大勢の見学者を暖かく受け入れて頂き、熱心に案内していただいた矢野工場長に心から感謝申し上げます。又、市町村の皆さんも厳しい気象条件の中、本当にお疲れ様でした。 

 

          

             意見交換の様子                現場見学の様子

かごしま企業家交流協会

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関西曽於企業家クラブの定例会に参加 / 関西・東海地区での活動(9)

2009-10-06 23:33:16 | 関西・東海地区での活動

関西曽於企業家クラブの定例会に参加しました。

今回は、定例会の前の視察地は、東福寺境内の一角にある即宗院でした。

即宗院は、薩摩藩の畿内の菩提所である。当境内にあった茶亭「採薪亭」で、明治維新の際に西郷隆盛と月照上人(京都京水寺の勤皇僧)が、幕府の難を逃れつつ幕府転覆の策を謀るための密会をしたことで有名なお寺です。

現在は、採薪亭は現存しないが、狐狸が闊歩する東山三十六峰の一つ「慧日山」の裾野にあり、新撰組や幕府の追っ手を逃れ謀議するには格好の隠れ処であつた所です。

ここに、西郷は、1868年の鳥羽伏見の戦いに際しては、当地に薩摩軍の屯営を構え、本院の裏山山頂に砲列を敷き、淀より進む幕府軍に向かって砲撃を加え、勝利を手中にしたところです。倒幕後、西郷は明治維新で戦死した霊を供養するため斎戒沐浴し、524霊の揮毫を行い、明治2年に「東征戦亡の碑」を建立しています。

今回は、関西曽於企業家クラブの西留会長に手配を戴き、当クラブの定例会の前に、薩摩藩の当菩提所に墓参しました。ちなみに、即宗院は解放されていないので、個人では中に入れません。

私、個人としては、鹿児島県の大阪事務所勤務時代に、京都鹿児島県人会の主催される「薩摩藩菩提所の墓参及び掃除会」に3度参加以来、4回目の墓参でした。再訪できて、お盆前に県人会の皆さんと汗を流し、墓掃除した思い出が蘇り、しばしとても懐かしい気持ちにさせられました。

   

             薩摩東征戦亡の碑            東福寺の見学

         

             紅葉はまだでした。        関西曽於企業家クラブの皆さん(昼食会場)  

かごしま企業家交流協会

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大阪市で第1回移住・交流サポータ会議/関西・東海地区での活動(8)

2009-10-05 09:05:31 | 関西・東海地区での活動

大阪市で第1回移住・交流サポータ会議を開催してきました。

今回は、サポーター等13名の方々に参加を戴き、いろいろ意見交換してきました。

当協会が、鹿児島県の移住・交流事業の採択を戴き、「関西から鹿児島」 夢の架け橋サポート事業として取り組んでいる事業の一環として、9月29日(火)「第1回移住・交流サポーター会議」を開催しました。

大阪市の道頓堀ホテルで、8月に移住・交流サポーターを委嘱した10名の方々へ額入りの委嘱状の交付と、これからの移住・交流事業への取り組み戦略等についての協議・意見交換を行いました。

10名のサポーターの方々からは、関西から鹿児島への移住交流の意向や、移住交流のための体験ツアーへの参加意向等のニーズ調査を実施して頂き、持ち寄って意見交換して頂きました。

今後、市町村に実施して頂いた「体験ツアー受け入れ側の意向調査」の分析等を行い、その具体化に取り組むことになりました。  

委嘱状交付の際のサポーターの方々のこの笑顔に大いに期待がされます。 

      

          当協会の理事長からの委嘱状交付は、笑顔、笑顔でした。  

かごしま企業家交流協会

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桜島南岳爆発的噴火 / 鹿児島の話題・情報(23)

2009-10-03 23:28:26 | 鹿児島の話題・情報

桜島の南岳がおよそ7か月半ぶりに爆発的噴火をしました。

噴煙は3千メートルに達したとのこと。

桜島の南岳山頂火口で3日午後4時45分、爆発的噴火があった。鹿児島地方気象台によると、噴煙は高さ約3千メートルまで達し、噴石が4合目付近まで飛んだという。 

普段は南岳の昭和火口が活発に活動しているが、約600メートル離れた南岳山頂火口での爆発的噴火は2月22日以来、約7カ月半ぶりとのこと。南岳山頂火口としては、ここ数年で最大級の爆発的噴火だという。

桜島は06年から噴火活動が再開し、爆発的噴火は今年に入って計264回続いているとのこと。噴火警戒レベルは3(入山規制)のままとなっている。今年は、際だった大雨や台風が今のところないが、鹿児島市は夏場に降灰に悩まされた。爆発的な噴火が続いているのは気がかりであり、不気味な気もする。

ぜひ、続いている噴火が収まり、これからの秋の観光シーズンに向け、雄大で、静

かな桜島になってほしい。

                

 

かごしま企業家交流協会

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