まいど、日本機関紙出版です。

〒553-0006 大阪市福島区吉野3-2-35
 TEL06-6465-1254 FAX06-6465-1255 

Key.Sugar 3thライブin天満教会のご案内

2007年09月26日 | 行事のご案内&報告

 いつもお世話になっている佐藤圭子こと、Key.Sugarさんのライブコンサートがありますので以下にご案内します。ぜひ聴きに来てください。きっと、新たな元気がわいてきます。

 みなさま、お元気ですか? ようやく秋らしくなってきましたね。
 2年半ぶりにライブを開くことになりました。会場は、ステンドグラスが美しい天満教会礼拝堂です。一昨年、「多喜二へのレクイエム」を作って以来、たくさんの出会いがありました。生きる希望をなくしていた年輩の女性が、毎晩この歌を聴いてくださり自死を思いとどめられた話、「亡くなった夫のことを歌ってくれているような気がした」「憲法を変えようとする動きに自分のできることをしなければと思った」など感想を寄せて下さった方、昨年1月には多喜二のご遺族のご自宅で、ミニホームコンサートを開き、今春は韓国「ナヌムの家」でハングル・日本語でこの歌を聴いていただくなど、ドラマの連続でした。

 10月13日は、小林多喜二の誕生日。生きていたら104歳の彼は、日本によるアジアの植民地化反対、絶対主義的天皇制を批判する小説を書いて、29歳の若さで時の権力に命を奪われました。不屈の小説家であると同時に、音楽を聴くこと、歌うことが大好きな人でもありました。弟の三吾さんのヴァイオリンで音をとってもらいながら、チャイコフスキーの「ただ憧れを知るものだけが」を歌ったりしたそうです。
 今回は、第1部で、小林多喜二ゆかりの音楽を、歌と朗読、ピアノで紹介します。ピアノに山崎幸次さん、尾オルガンに大谷友香さん、朗読に小松史郎さんを迎え、イタリア歌曲、チャイコフスキー歌曲のほか、日本歌謡、賛美歌など、これまで歌ったことのないものに挑戦します。恋人、家族を愛し、命がけで小説を書き続けた多喜二が、どんな心持でこれらの歌を口ずさんだのか、思いを馳せながら舞台に立ちたいと思います。
 第2部は、オリジナル・ソングを集めました。ゲーテの「野ばら」に自らも曲をつけメドレーで、高齢者ご夫妻に贈ったラブソングや、人間賛歌「間違えたっていいじゃないか」など、取材活動などを通じて感じた平和、人間の尊厳、命の輝きなどを歌います。お誘い合わせの上ぜひ、いらしてください。なお、お越しいただける場合は、お早めにお申し込みいただけたら幸いです。

●2007年10月13日(土)午後4時(3時半会場)
天満教会(地下鉄南森町下車)


大阪市北区天神西町4-15

●入場料 2000円
●演奏曲目 主よ人の望みの喜びを/アメイジンググレイス/多喜二へのレクイエム/ラ・マルセイエーズ/ニーナの死/ジョスランの子守唄/オ・ソレミヨ/ただ憧れを知る人だけが/まぼろしの影を追いて/荒城の月/日曜日/野ばらメドレー/朝の風と光につつまれて/住みなれた街に/天国に還った天使/青い空を抱きしめて/子ども叱るな来た道じゃ/間違えたっていいじゃないか/もし/私が先生になった時/私は歌う今日のように/ほか

●チケットのお申し込みは下記へ
 office Hare (yamamoto  design office hare)
  TEL&FAX 06-6882-0232 (090-3894-6368)
  e-mail hare@hare98.com

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする