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広げよう、米軍基地縮小・撤去の声を!

2008年02月17日 | 丸ちゃんの喜怒哀楽へなへなジャーナル

 沖縄少女暴行事件で基地の縮小・撤去を求める声が広がっている。政府は「綱紀粛正」「再発防止」をを米軍に申し入れているが、犯行におよんだ海兵隊は「海外への“殴り込み”専門部隊であり、イラクやアフガニスタンでも真っ先に殴り込み、掃討作戦で罪のない女性や子どもやお年寄りも殺害している部隊」(『しんぶん赤旗』16日)なわけで、そもそも隊員たちにそういうことを求めてもかなわないことだろうと思う。だからほんとうに政府が「再発防止」を求めるのであれば、それは基地を縮小・撤去する以外に方法はない。先日の岩国市長選挙で艦載機移転推進派の市長が誕生したが、市民が移転を積極的に認めたものではないことは世論調査で明らかになっている。


 昨日の『しんぶん赤旗』に「人生を狂わせた犯罪」の見出しで24年前、高校2年生時に沖縄で米兵にレイプされた女性の告発インタビューが載った。
 クラブ活動が終わっての帰り道、米兵が道を尋ねてきた。〝かわいそうだ〟と思い話を聞こうとした時、別の米兵がナイフを突き出し脅かされ、近くの公園に連れていかれ3人の米兵にレイプされた。事件のことは両親にも警察にも言えず時が経過、落ち着いてきたころに少女暴行事件(1995年9月)が発生した。自分のことを公にしなかったことが新たな事件を引き起こしたとにつながったという思いを抱いた女性は、抗議の県民大会を見て何かをしなければと思い始め、韓国で米軍基地撤去運動をしている人々と出会い、やがて自らも沖縄の基地撤去の運動に参加するようになった。
「私の人生はあのとき大きく狂わされた。前の生活に戻してほしいと政府に言いたい。米兵を連れてきて、癒えることのない苦しみを押しつけているのは日本政府だ」と告発する。


 このような米兵犯罪が後を絶たない。自国民の生命よりも米軍基地再編に心血を注ぐ政府とはいったい何なんだろうか?


『しんぶん赤旗』(2月15日)より


 

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