先日、『朝日』を読んでいたらオピニオン欄下部に、ある有名な編集委員の人が意見を書いていた。大方のマスコミはそうなのだろうが、やはり『朝日』も議員定数削減には賛成という立場のようで、世間は「議員を減らせ」コールが溢れているように思える。
そんな中、よくまあ『議員定数を削減していいの?』というような本を出したものだと我ながらよくやるわなぁ~、と感心しているのだ。「議員定数削減反対」は、現時点では明らかに少数派なのだが、これをなんとかして大勢の意見に変えたいと思っている。あるいは少なくとも、このような民主党政権の動きにはストップをかけたいと思うのだ。
実は小社、日本機関紙出版センターの設立母体である日本機関紙協会大阪府本部には「戦争と虚偽の宣伝に反対する」という綱領がある。戦後、一貫してこの立場で活動してきたのだが、議員定数削減大合唱は、どう考えてもその大本には虚偽(嘘)がある。だからそれには断固として反対するのだ。