現在、著者校正中の新刊本のタイトルをどうしたものかとちょっと悩んでいます。原発依存から決別し、自然エネルギー中心の社会実現への具体方策を示す本で、著者は藤永延代(フジナガノブヨ)さんです。
とりあえず仮題として「自然エネルギーで原発ゼロへ」と付けて書店さん他への案内をしているところです。なので、別にこのタイトルで構わないという感じもするのですが、このタイトルだと、自然エネルギーにしないと原発ゼロは実現できないとか、自然エネルギーが原発ゼロへの条件という風に受け取られてしまう感もあるので、その点が気になっているのです。
というのは、よく考えると、原発に依存しない、あるいは原発をゼロにするということと、自然エネルギーを使うということは別の事柄なのですね。調べてみると、原発に頼らない電力供給は現在のシステムを変更する気があれば、実現できる事柄なのですね。問題はそれを阻む勢力や仕組みが日本の中心部分にあるということのようです。そしてこうも叫ばれてます。「原発が無くなったら日本経済や暮らしは立ちゆかなくなるが、それでもいいのか?」と。まあ、脅しですね。
ということで、その辺りのことも考えたタイトルにしたほうがいいんじゃないかと、思ったりしているこの頃です。どなたか、いいタイトルありましたら、こっそり教えてください。