あの強行採決から1年。
いよいよ特定秘密保護法が明日から施行される。
衆議院が解散中で、運用を監視する衆議院の「情報監視審査会」が機能しない中での施行となる。ジャーナリズムにとっては死活問題ともなる秘密保護法。
その現場には多くの不安の声があがっている。取材対象が秘密になっているのかどうかまったくわからない、情報提供者を守れるのか、自分が逮捕された時に会社は守ってくれるのか・・・。これでますます報道・取材自粛の動きが強まるだろうし、それこそがこの法律の狙いだ。
昨日はあの太平洋戦争の開戦記念日だったが、当時、事前にほとんどの国民は何も知らされること無く、あの戦争にひきづりこまれていった。あのような日が、近いうちに再び来ないとは決して断言できないような社会になってしまったような気がする。
しかし、諦めることはない。
明日は秘密保護法廃止へのあらたなたたかいの始まりの日でもあるのだ!
そのためにまずは14日の投票でその意思表示をしたいと思う。