先日、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017年、アメリカ)を観た。
ベトナム戦争時、アメリカ国内で反戦運動が広がっていた時、敗色濃厚となっている戦場の現実を報告するレポートが政府自身の手で書かれた。しかしその内容は国民には伏せられたままアメリカの指導者たちは莫大な費用をかけ何十万人もの若者を戦場に送り続け、多くの犠牲者が生まれた。
映画はそのレポートをスクープしたニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどジャーナリズムの闘いを実話に基づいて描いている。
いやあ、実にカッコいい映画で、翻って今の日本のマスメディアのカッコ悪さを感じた。嗚呼!
