9月25日(日)
午前4時ごろ目が覚めてまだ暗い空を見上げると無数の星。今日は好天が期待できそうだ。予約していた立山―室堂往復チケットの発券のため駅に向かうとすでにチケット窓口には行列ができていた。今日の山上は賑わいそうだ。朝ごはんを食べて7時発ケーブルカーで美女平、そこからバスに乗り換え室堂へ向かう。弥陀ヶ原まで来ると右手に薬師岳が見えてきた。毎年ゴールデンウィークになるとマスコミで報じられる「雪の大谷」はこの辺りから終点の室堂まで続く。
室堂行のバスから見える薬師岳
室堂ターミナルに到着、ホテル立山でバイトをしている三男を呼び出す。8月以来の絶好の天気だそうで、目的地の山頂にある雄山神社がよく見える。仕事に戻る息子を見送り、彼なら1時間で登れるコースをボチボチ行くことにしよう。
真っ青な空と飛行機雲
ホテル立山。その宿泊費は一泊・・・
室堂から見る立山連山。右の頂点が目指す雄山
ボチボチと登っていこう
1時間かけて雄山と浄土山の鞍部、一の越に到着。目の前に広がる山並みの遠くに槍ヶ岳、笠ヶ岳、八ヶ岳、そして富士山も。しばしの休息後、いよいよ雄山をめざすが、上りコースは大渋滞。山は逃げないのでここはゆっくり、行列のペースに合わせるしかない。そして約1時間後、6、7年ぶりの雄山頂上に到着。社務所内は記念グッズを買う人でにぎわい、参拝受付も順番待ちだ。あちこち写真を撮って景色を満喫し室堂へ折り返すことにする。
一の越にある山荘
一の越から見る槍ヶ岳、笠ヶ岳など
雄山への上りは渋滞気味
雄山の神社
立山連山の向こうには霊峰剣山。いつか登れるか?
遥か向こうには富士山も頭を出している
石に彫り込んである歩兵第七聯隊は北陸3県で構成されていた。
ローペースでホテル立山に戻ると往復約4時間半かかっていた。標準タイムより1時間オーバーだが、特に疲労感はなかったのでこれぐらいのペースでいいのかもしれない。再び息子に会い、別れを告げて3時過ぎのバスで室堂ターミナルを発ち、ケーブルカーへ乗り継いで立山駅に下山完了。車に乗って宿のある氷見温泉へと向かった。