昨年秋に「NHKクローズアップ現代+』で取材放送された、大阪府大東市の介護保険切り捨て策がものすごいことになっています。これを厚労省が典型として全国に紹介しているそうで、その問題に切り込みました。
大阪府大東市の「元気でまっせ体操」での介護保険「卒業強制」はとんでもないサービス切り捨てだ。軽度者を減らし行政負担を削減できると全国にすすめるが、「卒業」で要支援1が要介護5になった人もいるなど、その実態は社会的孤立と孤独死へとつながる介護放棄という危険な内容だ!
【目次から】
はじめに~大阪社保協4度目の現地調査
序章 2017・11・17 大東市を揺るがした220人の終日行動
第1章 大東市で何がおこっているか~介護保険改定と大東市介護保険の問題点
第2章『NHK クローズアップ現代+』をめぐって~「自立」「卒業」の被害の実態と大東市の許しがたい居直り
第3章 この犠牲、繰り返してはならない
第4章 11・17 大東市介護保険総合事業現地調査
第5章 大東市への要求、話し合いの経過~口先だけの「是正」でなく「自立」「卒業」策の転換を求めて
おわりに
資料編
【編著者】
大東社会保障推進協議会
大阪社会保障推進協議会
〒530-0034 大阪府大阪市北区錦町2-2国労会館
電話:06-6354-8662 FAX:06-6357-0846
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新井康友 調査団実行委員長、佛教大学社会福祉学部准教授
日下部雅喜 大阪社保協介護保険対策委員長
新崎美枝 日本共産党大東市議会議員
西村祐美子 医療生協かわち野生活協同組合協立診療所看護師
寺内順子 大阪社保協事務局長
【書誌情報】
◎定価:本体1300円
◎判型、頁数:A5判、150頁
◎出来予定:4月10日、18日より書店発売