昨日は映画「おくりびと」を梅田ブルグ7に観に行きました。どんな映画なのか、あまりよく分からないままに観はじめたのですが、これまで幸いなことにというか、肉親の最期をこの映画にあるようなシーンとして見送ったことがないので、亡くなった人を最後の最後に旅立たせるこんな仕事があるのかと感心しました。登場人物のそれぞれが身近な人との別れを背負って生きていることが描かれ、なかなかに感動深い映画でした。
夜は自治会の打ち上げでした。夏まつりと先日の体育祭の御苦労さん会という感じでしたが、お弁当と手作りの料理、そして飲み物で、あっという間の3時間が過ぎました。参加者はみなさん私よりはるかに年上の人ばかりですが、それだけに酒の肴話は15年間に及ぶ老老介護の話から、戦争疎開体験、空襲体験、原爆体験・・・など実に意味深い話を次々と聞くにつけて、人というものはそれぞれなかなか表面的なお付き合いでは知りうることのできない、しかし十分に記録するにたりうる人生を歩んできているのだと思い知りました・・・。