8月18日(日)
さてこの1週間は、2日ほど出勤もして仕事もしたけど、猛暑の外出はやめることにして在宅仕事をやりながらの引きこもりの夏休みとなった。そして戦後79年目の夏、来年は80年目ということで、今の世界の戦争と平和をめぐる深刻な現状も合わせて否応にもかつての戦争のことに気が向き、テレビの特集番組なども視てしまう。
その時、いつも思うのは、なぜ日本はあんな無謀な戦争に突っ込んでいったのか、その責任はどうなったのか、ということ。だがなぜかテレビ番組でそういうテーマを正面から取り上げているものはあまりないように思う。
戦争体験や戦争被害、あるいは遺族の苦しみをテーマに、そこから二度と戦争はしてはならないという趣旨の番組は多いが・・・。
関係する本や記事を読みながら、今の為政者たちの言動や振る舞い、またそれに対する国民の意識などについて思うことは、そういうことについて学ばない、あるいは知ろうともしないでいると、この国はいつか再びかつてと同じようなとんでもない状態に突っ込んでいくんじゃないかということ。
戦争や平和について関心が高まるのは8月。いわゆる「8月ジャーナリズム」と言われているが、今の世界ではもはやそういうジャーナリズムは通用しない。この国だけじゃなく世界のことも含めて常に戦争をしないために「不断の努力」が必要なのだと思う。