ただ今、土佐いく子先生の新刊を校正中です。先生はあちこちに講演に行くたびに、次の本はまだか、まだかと言われていたそうで、ようやくここまでたどり着けました。
たくさんの子どもたちと学び、書き、遊び、笑い、泣き、苦しんできた土佐先生。その眼差しは子どもたちだけでなく、日々子どもと格闘するお母さん、お父さんに、そして現場で苦しむ教師たちにも向けられてます。
子どもたちだけでなく、親も、教師も必死に生きている今の時代。この本を読み終えた瞬間、少しでも気持が楽になり、元気になって、子どもがもっと好きになっているあなたがいるはずです!
このイラストは、若き教師で作文の会で土佐先生のの後輩になるO田先生に描いてもらいました。本の表紙に使おうと思っています。
先日、身近であった少年の事件はとても悲しい結果となりました。事件になる前になんとかできなかったのか、なぜ彼の声に気がつかなかったのかと私を含め彼を知る大人はみな忸怩たる思いでいます。これからのこともあります。
そんなこともあって、ちょっとした思いを込めながらこの本を校正しています