昨日は休日にもかかわらず午後から出勤、あれこれの雑用の片付けです。デスクの隣にあるFAXがジーッ、ジーッと書店さんからの注文を引っ張り出してくれます。書店さんは土日は関係なく営業しているのがほとんどですが、さすがにビジネス街にある書店ならば平日よりも時間に余裕がでて、毎日洪水のように送られてくる出版社からのFAX案内なんかも目を通してもらえる時間ができるのでしょうかね。まあ、とにかくありがたいことです。
夕方5時になったので、野田駅から大正駅へ。まだ時間に余裕があったのですこし寄り道しながら南恩加島方面へ歩いて行きました。目指すは沖縄料理の店「うるま御殿」です。「慰安婦」企画つながりのいつものメンバーで恒例の集まりです。
予定の時間より早めに着いたのでとりあえず「生」を注文しながら時間を潰していると、8時からの沖縄民謡演奏メンバーの女性の方が来られたのであいさつすると「ああ、前に来られて写真を撮っていた方ですね」としっかり覚えておられました。まあ、あれだけ目立つ行動を最前列ですると覚えられますよね。
6時過ぎごろになると大方のメンバーがやってきたのでオリオンビールで乾杯、沖縄料理をいただきながらナンヤカンヤと話が転がっていきます。京都のf田弁護士は新しい修習生・K町さんを連れて参加です。このK町さん、聞くと祇園祭の笛を吹くのが趣味だそうで、そのためにわざわざ京都の大学に通い、この先も京都で暮らしていく予定という、仕事よりも笛が大好きという若き法律家でした。
酒を飲みながらの話はいろいろで、こうして時間がたって思い起こそうとしても何を話して聞いていたのか、あまり覚えていません。最近、どうもそんな傾向が強くなってきています。まあ、どうせそんなに重大な話はしていないと思うのでいいのです。楽しい仲間とおいしく飲めればそれでいいのです。ハイ!
さて8時になると沖縄民舞などの演奏が始まります。2つの三線と太鼓で沖縄民謡、舞踊、会場からの飛び入り演奏、歌、さらに獅子舞に会場全員が入り乱れての踊り…と高潮を迎えました。演奏は10時にもう一度行われました。
この「うるま御殿」、お店の壁には訪れたたくさんの著名人たちのサイン色紙が貼ってあるのですが、その中にこかの中学生たちの寄せ書きが何枚か貼ってありました。なんで中学生たちの寄せ書きがあるのか、ちょっと疑問だったので帰りしな、現地沖縄とは一日遅れで配達される『琉球新報』を読んでいたお店の人に聞くと、沖縄のことについての学習にきた中学生たちの寄せ書きだそうです。沖縄修学旅行に先立つ学習会などでここに学びに来ることがよくあるそうです。
なぜ、この大正区には沖縄出身の人たちが多いのか、そんなことも考えながらわれわれアホな大人たちもこれからは飲もうではないかと心に誓った、大正区南恩加島の桜吹雪舞う午後11時でした。