次の新刊は左きき矯正についての本です。
右利きに矯正すべきかどうか…。左利きで生まれてきた子どもを持つ親たちが直面する悩みに、著者自身左利きであったことの体験を通して思い至った子どもへの愛情あふれるアドバイスの数々。もう思い悩む必要はありません。
◎著者紹介 度会金孝(わたらいかねたか)
1943年、岐阜県に生まれる。小学校、中学校、高校講師を経て大阪市立中学校教諭として、勤務定年退職後は、再任用教諭、病欠講師、ギター、写真の趣味などに時間を割くかたわら、いろいろな研究会に足を運んでいる。
大教組教研(現在は「教育のつどい大阪」)「『平和と国際連帯の教育』分科会」には、レポーター、推進委員、世話人、共同研究者として、約35年間かかわっている。
◎目次紹介
はじめに
第1章 左利きあれこれ
1 「人」という文字の深い意味
2 利き手ということ
3 人は、素晴らしい適応力を持っている
4 「左利き」をめぐって
5 手は第二の脳
第2章 わたしの体験から
1 自分が自分ではない
2 自分が分からなくなる
3 呪縛に陥る――自己の否定
4 体が悲鳴をあげる
5 森田療法との出会い
第3章 花開く個性
1 自分が自分であるために
2 「矯正」はやめましょう
3 E・フロムの言葉から