MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.21 「ザ・バニシング 消失」

2019-05-19 00:45:58 | 2019年劇場鑑賞




やっと上映最終日に見れた
劇場初公開らしいけど知らなかったこの映画
ラストが衝撃らしいから見て来た

彼女と旅行中の主人公が旅の途中飲み物を買いに行った彼女が行方不明になると言う事態に遭遇する
そのまま行方知らずのまま3年が過ぎ、犯人らしき人物からメッセージが届く…

主人公カップルと犯人とそれぞれの行動を交互に描くのはいいですね
でもちょっと…感覚のズレがあるのか解せないシーンがいくつかある

主人公は3年経っても消えた彼女の行方を張り紙や広告でまさに執念で捜しているのだが、同時に新しい彼女が出来ていてると言う…ちょっとこの辺の感覚はどうよ?(笑)
その新しい彼女に向かって「戻れたら彼女が消える前に戻りたい」とか言う始末
きっちり新彼女は去っていくがね
また犯人の手にまんまと乗るのもちょっと解せない感覚

あまりこの主人公に感情移入出来ないため、絶望的なラストもそろそやね‥と納得しました



★★★ 2019.5.16(木) シネマート心斎橋 シアター2
12:35 E-10

No.20 「ラ・ヨローナ ~泣く女~」

2019-05-14 23:25:59 | 2019年劇場鑑賞




死霊館シリーズのスタッフによるホラー映画らしいですが、死霊館とはあまり関係ありません
ちらっと生き人形が出るくらい…

サブタイトル通りの泣く女…これホラーや怪談にはいいですね
やはり女の人のすすり泣きは恐怖感はマシマシです
恐怖映画には重要なアイテムであります
それをサブタイトルに持ってきたのはいいです
夫の浮気に逆上して取り乱した妻が子供を溺死させ、それを後悔した妻も自殺する…この幽霊誕生エピソードもおどろおどろしくて好きです

そんな幽霊=ラヨローナとその幽霊に子供を奪われないと命懸けで守る母親との戦いが本筋ですが、個人的に演出的にもだいたい予想つく展開で特に驚きはありませんでした
ラヨローナもどこかで見た感じのビジュアル目新しさはあまり無し

でも変に捻っておかしな展開なるより、このような安定した展開で見せてくれるホラーは好きです
白いドレスに白い顔、恨みと情念が渦巻くラヨローナに日本の幽霊を見てました
やはりJホラーの影響がまだまだハリウッドにありますね
デートムービーとしては最適の作品でもあります



★★★ 2019.511(土) なんばパークスシネマ シアター6 21:10 I-16

No.19 「アベンジャーズ/エンドゲーム」

2019-05-11 20:36:46 | 2019年劇場鑑賞




怒涛の183分!もうお腹いっぱいのど迫力の大バトル
アベンジャーズシリーズは1.2作は見たが前作のインフィニティウォーは見逃してまして、csで録画したのを駆け足で鑑賞して今作に望みました
ま、インフィニティウォーとエンドゲームで2部作と言う感じでしょうね
しかし本当にこの集大成理解するためにはアベンジャーズ全作品と個別のマーベルヒーローシリーズを全て見ないとわからない
ま、わからないままに楽しめたがね

前半は割と地味なヒーロー達の失われたものを取り戻す作戦をコミカルに描かれていくが
後半はもう往年のゴジラ映画見たいにラスボスのサノスを時間差攻撃に合体殺法とヒーロー達がど迫力なバトル見せれば、「ロード・オブ・ザ・リング」のクライマックス見たいにサブキャラ達は数万匹くらいいそうなザコキャラと肉弾相打つ戦いを見せる

でもキャプテンアメリカのシンボルの楯をドンチードル扮する黒人のウォーマシンに託すとこは、なんか今のアメリカを皮肉ってると言うか…なんかあるん違う?と感じたが…(笑)

これで一応完結…なんだろうがきっとまたニューサーガやるやろなー



★★★★ 2019.5.10(金) アポロシネマ スクリーン7 20:10 E-2


No.18 「ジョーズ」

2019-04-27 14:26:56 | 2019年劇場鑑賞




ジョーズの前にジョーズ無し
ジョーズの後にもジョーズ無し

人生見てきた映画の中で、またこれから先に見る映画を入れても生涯ベストワンの映画「ジョーズ」を劇場でまさに44年ぶりに見た
午前十時の映画祭に感謝!
ファイナルにして満を持しての滑り込みのラインナップ
ビデオもDVDも持っていて何度も見てるがやはり映画館でこの映画を見るって事に特別な思いれがある

1975年、10歳の私が今は亡き梅田グランド劇場でジョーズを見た時の"あの体験"…場内の
異様な空気の中であの幼き感性でこの映画を見たという特別感が今の私に影響を与えた良い意味でのトラウマ
まさに生涯の1本

それまでテレビ洋画劇場と映画ってテレビの延長ぐらいしか思ってなかった当時小4の私に映画館は生のライヴだと心に刻み込んでくれた作品


改めてスクリーンで見れば話の面白さもさる事ながら、ワンカットの画面構成や音楽の使い方など見事なまでに考えられた映画と改めて感心した
と同時にスクリーンでみたらサメはやはりハリボテ感所々感じるね(笑)
でも当時はあのブルースくんと呼ばれたサメが怖かったんですよね
昨今のCGサメより味があって好きです
シネスコスクリーンに船上でクイントを中心にブロディ、フーパーと左右を固めてる正面からのカットなんてスクリーンならではのゾクゾクがあります

ラストの「死ね!バケモノ!」の名セリフの後の大爆発はいつ見ても爽快!
あの44年前の梅田グランド劇場のまさかの万雷の拍手が頭によぎった
久々の劇場鑑賞…いろんな思い込み上げてきて感無量でした


★★★★★★ 2019.4.25(木) TOHOシネマズなんば 別館シアター11 F-13

No.17 「ハロウィン」

2019-04-21 00:16:11 | 2019年劇場鑑賞




ジョンカーペンター監督の出世作ハロウィン
シリーズとして1〜5 H2O レザレクジョンなどありますが、今回から一度チャラにして1作目の続編として作られた作品のようです

こう言う映画は得てして所詮はまぁこんなもんでしょ…な感想で終わるんですが、今回は中々どうして気合いの入った力作になってます
まず冒頭にあのテーマ曲が流れただけで嬉しくなりますね
マイケルが精神病院から他の施設に移送中に脱走した行く果てはローリーの元

このジェイミー・リー・カーティスが再登板したローリーがいい感じで歳とっていていいんですよね
マイケルの影に怯えるどころか、マイケル脱走により待ってましたとばかりに手ぐすね引いて待ちわびる感じの武闘派になってる

クライマックスはローリーの家での対決
実は地下室に武器がしこたま隠されてたり、マイケルの襲撃に備えたトラップが仕掛けられてたりと家自体がマイケル撃退ウェポンになってる
ここはテンション上がりますね
疎遠になってた娘も幼き頃から母親に鍛えられてただけにクライマックスはマイケルと堂々と渡り合う

ヒロインが逃げ回ったら挙句対決に発展していくパターンではなく「エイリアン2」のように今度は戦争だ!のごとくブギーマン マイケルとのバトルが正面切って闘うローリー親子の男前ぶりを楽しませてくれました

紅蓮の炎に包まれるマイケル
完全決着付いたかかどうか?
ボヤかすのもこの手の作品の常套手段ですね
久々におもろいホラー映画でした



★★★★ 2019.4.18(木) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン8 13:45 B-7

No.16 「ハンターキラー 潜航せよ」

2019-04-13 23:30:41 | 2019年劇場鑑賞




アポロシネマは名探偵コナンの最新作の上映初日だったので1番大きなスクリーン1から大勢のお客さんが出てきてフロアは若いコナンファン中心に盛り上がってます
対して同じ初日のこの潜水艦映画…スクリーン7という小さい目の上映
もちろん空いてます

潜水艦映画にハズレ無しと良く言われますが、この作品もハズレませんでした
眼下の敵、Uボート、クリムゾンタイド、U571
軍隊上がりでない異色の経歴の艦長が、常識外の戦法で危機を回避していく姿は相変わらず強いアメリカを感じさせてくれます

また沈没したロシアの潜水艦の艦長を周囲の反対を押し切り救出し、彼を国を敵味方を超えた海の男としての同志としての味方につける
その辺が上手く行かされたクライマックスはちょっとバクチが過ぎますがね…

潜水艦映画だが女性乗ってたのが意外
潜水艦に女性乗せたら不吉とか言ってたした映画ありましたしね




★★★★ 2019.4.12(金) アポロシネマ スクリーン7 20:45 E-2

No.15「バンブルビー」

2019-04-06 17:45:38 | 2019年劇場鑑賞



トランスフォーマーの外伝的な作品
黄色いスポーツカーにトランスフォームするバンブルビーを主人公にした作品で時代設定はトランスフォーマーの第1作から遡ること20年前くらい
1987年と言う時代の話

その時代設定がこの映画のキモなんです
少なくとも私には…
バックに流れる80sサウンドの数々!
あのMTV感覚とか言われた時代の映画を見てるような感覚がとても楽しかったです
ハワード・ジョーンズ、ボン・ジョヴィ、デュラン・デュラン、スティーヴ・ウィンウッド、ティアーズ・フォー・フィアーズ、アーハー、ザ・スミスなどなどそうそうたるメンバーによる楽曲が流れます
使い方が80年代の作品見たいな使われかたしてたりして、アラフィには堪りません!
言葉話せないバンブルビーがカーラジオから80sサウンドの歌詞からコミニケーションとったりするのは泣かせます(笑)

トランスフォームのシーンやロボット対決に肉弾?戦は相変わらず迫力があって、あまり期待せず見たけどやはり男子目線、洋楽好きおっさん目線でとても楽しめた作品




★★★★ 2019.4.5(金) アポロシネマ スクリーン4 20:55 J-12

No.14 「キャプテン・マーベル」

2019-03-30 16:09:33 | 2019年劇場鑑賞




アベンジャーシリーズの作品
しかもアベンジャーの原点になる作品らしい
ビジュアル見たら昔あったスーパーガールを思い出す(笑)

後にアベンジャーを結成することサミュエルLジャクソンがまだ片目でない状態で出てきて後はいかにヒーローチームを結成して行ったのか?と言う展開になって行きます
冒頭にいつものコミックのページがめくれるマーベルのロゴ出る時に亡くなったスタンリーの顔が出てきたのは追悼の意味を込めてましたね
本編もキッチリとチラッと出てましたがね

冒頭の一連のシーンはなんかわけわからんかったけど地球のレンタルビデオ店にヒロインが落下してからはなかなかわかりやすく楽しめた
マ・ベールとか猫がクラーケンとか後々に名前の意味が生きてきたりするけど、最後はキャプテンマーベルが最強の超人みたいになって、これが次のアベンジャーズにどう絡んでくるんですかね
「アベンジャーズ エンドゲーム」の前フリになってるんですね
しかしこのシリーズは単体の作品と数年に一回のアベンジャーズを上手く利用さして作られてますね
でも恥ずかしながらアベンジャーズの前作見逃してるので付いて行けるかなー

ジュードローが渡辺謙に見えて仕方なかった(笑)


★★★ 2019.3.29(金) アポロシネマ スクリーン8 20:55 E-4

No.13 「大統領の陰謀」

2019-03-28 22:04:00 | 2019年劇場鑑賞




午前十時の映画祭9の最終作品
これも劇場では初鑑賞です
この映画祭も次回でファイナル!
いい企画だからもっと続けて欲しいですね
因みにいよいよ私の人生のベストワン「ジョーズ」がラインナップされてます!
楽しみです
で、この映画

改めて見たらやはり画面に引き込まれていきますね
今ならパソコンでネットでサクサクと取材や調べ物出来るけど、そんなのあるはずもない70年代
まさに一件一件電話したり、あちこちで足を使って出向いてい話を聞いたりする…このアナログ感溢れる時代性が凄くエネルギッシュに感じました
特に前半でロバートレッドフォードが殴り書きのようにメモを取りながら次々と電話かけまくり取材を進めるシーンは画面からエネルギーが溢れてくるようで圧倒されます
これDVDで自宅のテレビで見た時には感じれなかった感想
やはり劇場でスクリーンのもつ迫力ですね
デスクに乱雑に置かれた資料やメモ、そこに電話とタイプライター…パソコンに囲まれた現在のデスクと比較しても時代の違いが興味深く観れる

若い2人の主役の脇を固めるジャックウォーデン、マーティンバルサム、ジェイソンロバーツがまた素晴らしくいいんですね

特にエレベーターを挟んでロバートレッドフォードとダスティンホフマンとジェイソンロバーツがエレベーターを挟んでのやり取りはいつ見ても名場面ですね
またラストのニクソン大統領の就任式を映すテレビの向こうで一心不乱にタイプを打つ2人の記者の対比のカットは見事です
まるでノンフィクションのドキュメンタリー風ドラマを見てるような臨場感を見せながら映画的なカットや演出も見せるのはなかなか腕のある監督と役者がないと出来ないです

後半は色んな名前出てきて頭がこんがりますが(笑)実際の事件をまるでその瞬間に立ち会ってるかのような臨場感ある世界に観客を引き込んでいく色褪せない名作でした



★★★★ 2019.3.28(木) TOHOシネマズなんば 別館 スクリーン12 10:00 C-14


No.12 「運び屋」

2019-03-24 14:18:25 | 2019年劇場鑑賞




久々のクリント・イーストウッド主演の作品
冒頭に出てきたイーストウッド見ての感想は…うわーメチャお爺さんやー
当たり前なんだがあのイーストウッドがこんなにお爺さんになったんやなーと感慨深くなります

でもこんなお爺さんたがらこそ出来るのがこの役ではないでしょうか
知らぬこととはいえ麻薬の運び屋やらされる主人公
じじいとバカにされながら黙々と車を転がすイーストウッドが何故かとてもハマってます
弱々しさの中にどこか強さ感じさせるのはさすが

仕事一辺倒で長年に家庭を犠牲にしてきて、嫁や娘とは長年関係が断絶
頑固爺さんでダメ家庭人な男をかつてのヒーローのイーストウッドが演じてます
でも金髪の姉ちゃん2人とハッスルと元気なトコもあったりするんですね…さすが(笑)

運び屋の仕事に手を染める事が結果的に家族との絆を取り戻すキッカケになるのは皮肉ですが、運び屋と言う危ない仕事でも長き人生で培ったスキルでこなし切る
そんな老人力が備わった主人公とこの作品で老人役が見事な輝きを見せるイーストウッドと被るのであります



★★★ 20193.22(金) アポロシネマ スクリーン6 20:50 J-14