MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.047 「バーニー/みんなが愛した殺人者」(2011年 96分 シネスコ)

2013-08-13 10:04:46 | 2013年劇場鑑賞
監督 リチャード・リンクレイター
主演 ジャック・ブラック
   シャーリー・マクレーン
   マシュー・マコノヒー


続けて見た作品がジャック・ブラック主演のこの映画
実話をもとにした作品だが、やや信じがたいような物語らしく、また評判も良い見たい
なので予定していた「終演のエンペラー」から予定変更しての鑑賞です

(あらすじ)

テキサス州の片田舎で葬儀屋を経営するバーニー(ジャック・ブラック)は、誠実な人柄で町の誰からも愛されていた。
やがて彼は、金持ちの未亡人マージョリー(シャーリー・マクレーン)と仲良くなり、いつしか銀行口座の管理を任されるほど信頼されるように。しかし、ふとしたことで彼女を殺害してしまったバーニーは、その後もマージョリーが生きているかのように振る舞い……



人が良く人望も厚い絵に書いたような善人バーニーと鬼婆扱いされ横暴で嫌われ者の金持ちの未亡人マージョリー
マージョリー
に優しく接したキッカケでいつの間にかマージョリーと深く付き合っていくバーニーだが積み重なったストレスから殺人を・・・
昨今はこんな事件日本でもありそうですね
ただこの映画はそのバーニーがやたら街中で愛されてるというアメリカの片田舎らしい雰囲気が日本なんかとはチト違うかな



街中の人がバーニーの人の良さや時間についてのコメントを語ってるセミドキュメント形式な部分もあるが、ドラマ的なとこでは殺人を犯してしまった罪悪感で悲しみにくれながらも死体を冷凍庫に遺棄したりして隠ぺいを図ったりして嘘をつきとおす
その何食わぬ顔ぶりは善人の奥に潜む心の悪の部分が垣間見ることが(または想像)出来る
どこか人間そんな部分がこういう究極の時には出るのかなと思わせる
しかしジャック・ブラックのユーモラスな芝居がそんなサスペンスチックな部分を実にやわらかいものにしてくれている



★★★ 2013.8.8(木)シネマート心斎橋 スクリーン1 20:45

No.0.46 「李小龍 マイブラザー」(2010年 117分 シネスコ)

2013-08-13 08:39:10 | 2013年劇場鑑賞
監督 イップ・ワイマン 、マンフレッド・ウォン
出演 アーリフ・リー
   レオン・カーフェイ
   クリスティ・チュン



先週に引き続いてシネマートでブルースリー!
先週買いそびれた死亡遊戯仕様のヌンチャクが売り切れてない!
500円フギィアもない!
先週買うとけばよかった
女性客もこの映画見受けられます
先週のドキュメンタリーはオッサン多かったけど

(あらすじ)

1940年、公演のため訪れていたサンフランシスコで、京劇俳優の李海泉(レオン・カーフェイ)の妻(クリスティ・チュン)が産気づき、男の子を出産。
その後、ブルースと名付けられた赤子と共に一家は香港へと戻り、その子はすくすくと成長していく。
早くも9歳でスクリーンデビューを飾ったブルースは芸名で李小龍と名乗り、子役として活躍する。



さすが身内が作った映画だけにリーの幼年期からストーリーのメインとなる青年期のドラマを上手くまとめた作品
実際ブルースリーの関連書籍などで見たことのある写真(赤ちゃんの頃の顔にペイントされた写真など)をこの映画は実際の再現映像として見せてくれ、作品に親近感を覚えました
カンフー映画ではなく青春映画として見れる作品です

自転車で仲間たちと2ケツでゴロツキらから逃げるシーンの楽しそうなリーと仲間たちの笑顔が微笑ましい
青春ムービー!
幼馴染の女の子に思われながらも別の女の子に夢中になりそれが親友の彼女だったりしながら揺れ動き、ダンス大会では親友やその彼女、幼馴染の子らに気遣い弟と出たりする微妙な思春期をあのドラゴンは過ごしていたんだな~と思ってしまった
そう・・・ブルースリーも普通の人間なんです



ボクサー相手に決闘するシーンはまんま「ドラゴンへの道」のチャック・ノリス戦へのオマージュで描かれ、まぁ~これくらいの脚色はいいでしょう
でもたまにアチャ~!て叫ぶのは実際ほんまに若い頃からそんな怪鳥音言うてたんかいな?と少し疑問!
テーマ曲も「ドラゴンへの道」、ラストの米国への旅立ちのシーンも「ドラゴンへの道」を思わせる



★★★★ 2013.8.8(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 18:30