MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.060 「Blood ブラッド」(2009年 85分 ビスタ)

2009-06-06 01:10:48 | 2009年劇場鑑賞
監督 下山天
出演 杉本彩
   要潤
   津田寛治


今日は布施ラインシネマにてバンパイア絡みの二本を鑑賞。
その一本目が邦画からお色気フェロモンがムンムンしそうな杉本彩姉さん主演の「Blood ブラッド」・・・女吸血鬼と言う食指のそそられるキャラという事で微妙ながら期待しての鑑賞です。


(あらすじ)

メイドが殺されたお蔵入り寸前の事件を追い、メイドの雇い主である謎の女性、美夜子ロジュンベルク(杉本彩)を訪ねた刑事・星野(津田寛治)。
犯人を知っているという彼女に導かれ、忍び込んだ黒沼右京(要潤)のアジトで、星野は恐るべき光景を目にする。
何と右京は、美夜子によって永遠の命を吹き込まれたバンパイアだったのだ



いきなり新撰組の沖田荘司が登場。
時代劇からスタートしたと思ったら吐血した沖田荘司に忍び寄る彩姉さん・・・沖田荘司の血を啜り沖田荘司は吸血鬼になるという破天荒な設定でスタート!
やがて現代になり沖田荘司は名前を変えて実業家として成功し 美少女を連れ込んでは血を啜る日々・・・そこに津田寛治扮する刑事が絡んで来るんだが、ここまでの設定はB級ホラーっぽくていいんだが、なんか薄っぺらい映画見てるようで全体的にダラけてきました。
夜中テレビ付けたら深夜にさりげなくしてるような映画で、Vシネマで充分のように感じましたね。
杉本彩の裸を大画面で見る為の映画見たいでした。

その杉本彩もオールヌード(これが無きゃこの映画は何もないで)で男に跨がり腰を振って奮闘し、乳は揉まれ股ぐらには顔突っ込まれ恍惚に浸り悶えるんだが、アップになると歳を取ったなぁ~ と言う印象が否めないね。
ただ歳取った分(?)血を吸う時の牙を剥きだしにして襲いかかるときの形相は迫力ありましたわ。



クライマックスは杉本彩姉さんを挟んで津田寛治と要潤との日本刀と剣の対決!
しかしワイヤーアクションを駆使したアクションながら、何と無くキレの無いヌルイ場面となっておりました。

2人の男に永遠の命を授け、その男たちから永遠の愛を求められるヒロインを演ずる杉本彩の妖しげなお色気だけが見どころというような映画で、時折出て来るアクションシーンが妙に浮いてるように見える。
全体的に暗い色調の画面からはいかにも天六ホクテンザでの公開が似合いそう・・・



★ 2009.6.4(木) 布施ラインシネマ10 北館 シネマ7 18:00 K-10




No.059 「レイン・フォール/雨の牙」 (2008年 111分 シネスコ)

2009-06-01 00:13:28 | 2009年劇場鑑賞
監督 マックス・マニックス
出演 椎名桔平
   長谷川京子
   ゲイリー・オールドマン



この日の3本目・・・(今年はなかなかのハイペースやね)の映画見るのに再び夕方にきたなんばパークスシネマに帰還!
敷島シネポップから25分の移動ですが、きっちり上映間際にシアター1に到着です。
鑑賞する映画がなかなか見ようと思っても微妙に日にちや時間が合わなくて、私には縁のない映画だと思われていた「レイン・フォール/雨の牙」です。
予告を嫌というほど色んな劇場で見せられた作品ですが、ゲーリー・オールドマンが出演してるってのが個人的な見どころ・・・

(あらすじ)

朝の混雑する山手線車内で国土交通省の高級官僚が死亡。
犯人は日系アメリカ人のジョン・レイン(椎名桔平)で、これまで政財界や裏社会の重要人物たちを暗殺してきたすご腕の殺し屋だった。
女と子どもは殺さないというルールを貫いてきたレインだったが、犠牲者が所持していたメモリースティックをめぐって彼の運命が狂い始める。



冒頭から早々登場するゲーリー・オールドマンですが、異様なまでのハイテンションでレイン追跡を指揮しています。
なんかそこまで興奮しなくても・・・と思わずなだめたくなるほど不自然際回りなく、思わず吹き出しそうになりました。
ゲーリーらしからぬ芝居は意図的な演出がどうか知りませんが、もうこのオープニングでやや興ざめしてきました。

もう少し面白いかと思ったけど、やはり期待通りの期待ハズレ・・・
原作はベストセラーらしいけど、たぶん原作の方が断然面白いんでしょうね~?
読んでないから知りませんが・・・
凄腕の殺し屋であるレイン演じる椎名桔平が全然そんな風に見えなく、ヒロインのハセキョーも全然魅力なし・・・
2人で東京中を逃避行するんだが、途中2人で旅館に泊まったりして一夜を過ごすんだが、布団の中で会話して「おやすみ」で終わり・・・おいおい普通はチョットは・・・あるやろ・・・?とツッコミ!



クライマックスも気がつけば後で「あれがクライマックスだったのか?」てな調子で盛り上がりどころもなし(ゲーリーさんだけ別の意味で一人盛り上がってる?)
なんかストーリーがいま一つ掴み所もなく、ついでに本日3本目ということからの疲れかあまり楽しめなかった。
でも柄本明さんだけはいい味出していたよ。
ゲイリー・オールドマンさんはもっと仕事を選んで頂きたい・・・



★★ 2009.5.28(木) なんばパークスシネマ シアター1 21:05 G-12