MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.010 「解体病棟」 (2008年 84分 ビスタ)

2010-02-03 00:19:49 | 2010年劇場鑑賞
監督 アダム・ギーラッシュ
出演 ロバート・パトリック
   ジェシカ・ロウンデス
   ジャネット・ゴールドスタイン



東京では昨年開催され大好評だったホラー映画の祭典AFTER DARK HORRORFEST®JAPANがついに大阪で開催されました。
場所はシネマート心斎橋です。
こういう映画イベントは関東では頻繁にやってますが、大阪ではあまりないだけに今回の開催は喜ばしいですね。
これから毎年日本で開催されるそうなので是非大阪でもやってほしいものです。
本場アメリカではすでに4回目を迎えるらしいですがね。

そのシネマート心斎橋に着くと結構お客さんが20:45の平日のレイトショーの割には入ってますね~男性だけでなく女性の姿も多いです・・・

(あらすじ)

ニューオリンズで祭りを楽しんだ5人の若い男女。
深夜の帰路、飲酒運転で事故を起こし車が大破する。
しかも、どこかの病院から抜け出した患者が車の下敷きになっていた。
その患者と共に病院へ運んでもらう彼らだが、そこで待っていたのは、想像を絶する“治療”だった。



こういうストーリーだと本題に入る前がやたら長ったらしい時があるけど、今回は祭りで楽しんでる場面は軽くタイトルバックと共に処理し、タイトルバック終わると同時に事故の場面となり、すぐさま病院のシーンへと話が進んでいくので、物語のほとんどが本題の舞台となる病院のシーンてのがよかったです。

ストーリー自体は大きなヒネリがある訳でないし、ドクターが何故にそんな凶行の及ぶのかってのは途中か薄々分かってしまいます。
でも解体病棟という邦題が着いてるようにこの映画は次々と若者たちが切り刻まれていく残酷シーンが大きな見どころとなってます。
大体は肩すかしの期待ハズレってパターン多いけど、この映画はいい意味で期待を裏切ってくれました。

人体は細切れに切り刻まれ、あるものは頭をかち割られるし、またあるものは生きたまま内臓を摘出される・・・また女の子が裸の男に襲われて上に圧し掛かられるも、抵抗した勢いで裸の男の腹が裂け、肝臓、脾臓、大腸に心臓・・・といった臓物が女の子の顔面にどす黒い鮮血と共に景気よく降り注ぐ!
その筋のファンには久々に気合いの入ったスプラッター描写に満足することでしょう!



マットドクターを演じるのはロバート・パトリック。
この映画の中では唯一のスター(?)ですが、それ以外の襲われる若者たちは有名な俳優が居ないので誰が主役かは最初は予測出来ないのもハラハラ感があってよかった(ま、すぐこの娘がヒロインかって分かるけど)

AFTER DARK HORRORFEST®JAPANの1本目としては上々の滑り出しで、この後の映画も楽しみです。
全6本中4本は見る予定でございます・・・でも過度な期待しない方が楽しめるでしょうね



★★★★ 2010.2.2(火) シネマート心斎橋 スクリーン2 20:45







「Christopher Cross」

2010-02-01 00:28:44 | ライヴ&イベント
今夜はビルボードライヴにてクリストファー・クロスのライヴです
もう20年以上前になりますか、まだレンタルレコードにCDコーナーが出来た頃、ジャンル分けの棚にはロックやポップスに混じって今はあまり言わなくなったブラックコンテンポラリー(いまはR&Bって言う言い方が多い)やディスコ(ユーロビート)とそしてAORってのがありました。
そのAORの代表的なアーティストがボブ・スキャックスやボビー・コールドウェルそして今夜のクリストファー・クロスですね。

ファンと言う訳でもないし、かと言って曲もほとんど知らないんですが懐かしい80年代の雰囲気を味わいたくやってきました。 ま、ボビー・コールドウェルやボブ・スキャックスよりはまだ映画「ミスターアーサー」の主題歌ニューヨークシティセレナーデと言う曲を知ってる分に馴染みがありますからね~



会場に着くとさすがに年齢層は相当高く私より年上の方々が目立ちます。
50代前後の男女が目立ちますね~
今日は電車なのでワンドリンクサービスはラムコークを注文して席に着きます。
いつも正面のエリアだけど一度サイドエリアから見ようとサイドエリアを予約したけど話では斜めから見る事になると聞いてたが、いざ座ると斜めどころかほとんど真横から見る感じになっとります。



↑地味な自然体のクリストファーさん・・・町で見かけても普通の観光客にしか見えないね

ラムコークに調子づいて有料でもう一杯注文してしもうた・・・そうこうしてたら19時ジャスト隣の男性がパチパチと拍手したからてっきり始まりの催促の拍手かと思ったら私の前をハゲた巨漢の男が歩いてるではないか!
クリストファー・クロスがさりげなく登場!
たったり一人ステージにたちギターを弾きながら歌いだしました。
アコースティックな幕開けに場内はシーンとなり、彼の歌声に耳を傾けます。
あの優しいハイトーンボイスは健在ですね~ アコースティックな分、余計に彼の優しい声が際立ちます。

2曲目からはパックバンドが登場し♪Never Be The Sameが演奏され、それから次々とMCらしいMCはなくAORの世界に場内は浸ってます。
皆さん首でゆっくりリズムを取ったり、ただじっとステージを見つめて聴き入る人がいたりとそれぞれがクリストファークロスの歌声に耳を傾けてます。
またバンドの演奏もビアノやサックスの音色が彼の歌を引き立たせ、間奏ではリックさんのサックスが時には力強くまた優しく演奏され、まさにビルボードライヴらしい雰囲気ですね(最近このサックスの音色がやけに心に沁みるんだが・・・そう言う歳か?)
お酒を片手にゆっくりと聞くアダルトな大人の時間です。

ヒット曲♪Sailingではまさに静かな海をセイリングしてるようなおだやかなムードがこれまたクリストファークロスの歌声で表現されてます。
そしてイントロで少し拍手が起こった♪Think Of Lauraではしっとり聞かせ、そしてお馴染♪Arthurs Themeことニューヨークシティセレナーデのイントロが・・・やはりこの曲は特別ですね。
2人仲良く首を左右に振ってる熟年カップルが目の前にいます・・・みんなそれぞれの時代の思い出をこの曲にかぶせて聞いてるんでしょうな。
昔と変わらないクリスの歌声がいっそう感慨深いものへとなっていきます。
間奏のサックスのソロパートがまた泣かせますね・・・ニューヨークシティセレナーデとは上手い邦題が付いたもんだ・・・改めて感じました。
この曲を生で聴けただけでも今日きた価値がありましたね~ほんと名曲です。

そして一転アップテンポなリズムと変わり場内は本日初めての手拍子がおこりました。
♪Ride Like The Wind=風立ちぬですね。
クリスの優しいハイトーンボイスがロックのリズムでダイナミックに場内に響きます。
さすがに立ち上がるほどではないにしてもみんなノリノリです!

一旦ここで区切りの挨拶程度のおじぎがあり、そのままアンコール?的に演奏が始まり続けてノリのいい♪All Rightがどうやらラストナンバーのようです。
歌に合わせてみんな手拍子です!締めくくりに相応しい雰囲気ですね~
全体的にしっとりと聞かせ最後には盛り上げてショーを締める・・・15曲で70分のライブは実にじっくりと充実した時間を過ごせました。

たまにはこう言うライブを今年は見ていきたいですね~
と、いいながらも次回ライブは3月16日京セラドーム大阪にて生きる伝説のハードロックバンド、AC/DCを見にいきますが・・・



2010.1.30 ビルボードライブ大阪 21:00 カジュアルエリア