山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

自転車で一人で進めたよ!

2011-03-28 22:44:28 | 日記
昨日の記事、
自転車に乗れたよ!で書いたように、現在、息子の自転車補助輪はずし作戦に親子で取り組んでいるところです。

ということで、今日も夕方から作戦敢行。

車の後ろに自転車を積み、いつもの公園に乗り込みます。

息子は、昨日のコツをまだ覚えていて、今日はその続きから練習することができました。

しばらく走行が安定するまで補助棒を持ってやり、いつの間にか離してやると、一人で進んで行きます。

昨日よりもはるかに距離は伸び、数百メートルは自分で進みます。

数百メートル乗れるということは、自分で漕いで進めるということなので、もう「自転車に乗れる」といってもいいのかもしれませんが、まだバランスの点でちょっと危ういところがあります。

また、肝心の初期始動が難しいので、まだ完全に一人で乗ることができるとは言えません。

でも、今日も買い物の帰りに妻が様子を見に来てくれたので、妻にも数百メートル自分で乗ることができることを見せられて、息子は大得意でした。

僕としても、最初の補助輪はずしの練習のときは、一緒に走っていてとても疲れましたが、今では、はじめに一緒に走るだけで、後はバランスが取れたのを見計らって補助棒から手を離すことができるので、とても楽になりました。

「父さんが後ろにいるかどうか、振り返って見なくてもいいから、そのまままっすぐ進みなさい」という言葉を受けて、息子は後ろも振り返らず(時々振り返ろうとしてバランスを崩してしまいますが)、まっすぐに、時によろめきながらも一人で前に進んで行きます。


そんな息子の姿を見ながら、いつかこいつも、親を振り返りもせずに、僕たちの元を離れて行ってしまう日が来るのだろうなあなんて感慨深いことを考えていました。

少しふらふらして、不安定な様子が見えるけれど、もう自分たちの手の届かないところに進んでいってしまい、そのうち、自分たちの声も届かないところに離れて行ってしまい、僕たちは、息子が一人で勇敢に進んで行くのをはるか後ろから眺めるだけという日がいつか来るのでしょうか。

でも、今の息子は、目標地点まで無事到達すると、満面の笑みで嬉しそうに歓声を上げながら僕たちの元に駆け戻って来てくれます。

この、息子との自転車乗りの練習のことは、きっと息子が大きくなって、僕がおじいさんになったときにも鮮明に覚えている、そして懐かしく思い出されるだろう体験になるはずです。

僕がおじいさんになったときに、おばあさんになっている妻とその公園を散歩しながら、きっと、懐かしく思い出す日が来ると思います。いや、そんな日が来ればいいなあと本気で思います。

僕は、自分が小学校1年生の頃に自転車に乗れるようになった時のことはおぼろげながら覚えています。

そのときに住んでいた、浜松の家の前の広場で練習をして、時に転びながらも父親からプレゼントされた青と白で塗られた自転車に何とか乗れるようになりました。

きっと、その時はとても嬉しい気持ちだったのだと思いますが、そのときの嬉しさというのは意外と具体的には覚えていません。嬉しさという点では、自分が自転車に乗れるようになったときよりも、息子が自転車に乗れるようになったときのほうが大きいように思います。

また、親子で自転車乗りの練習をしている風景は、公園でウォーキングなどをしている皆さんにとっても、とてもほほえましい様子のようで、いろんな人たちが声をかけてくれます。

現在、大震災の被害で、このような平凡な日常を楽しむことができなくなった人たちもたくさんいらっしゃいますし、ちょうど僕たちくらいの親子も命を落としていることでしょう。

そのような状況の中で、親子で自転車の練習をするなどのようなこのような平凡な日常を楽しむことができるとは、僕たちはなんと幸せなことでしょうか!

僕が、きっとこのことを覚えているように、息子にも是非、この練習のことを覚えていてほしいなあとも思います。

さて、辺りが少し暗くなり、最後は、自分で始動できるようになる練習をしました。

これが意外と難しい。

左足を地面に着いたまま、右足でペダルを踏み始め、急いで左足もペダルに乗せ、こぎ続ける。

その間、ふらふらするのをハンドルを微妙に動かしバランスを取りながら倒れないように進んでいく。

この一連の動作が、初心者にとってはかなり難しいのです。

自分の息子をほめて、親ばかではありますが、この地道な練習を、途中何度も何度も自転車を倒しながらも、やる気をなくしたり、いじけたり、泣き出したりせず、頑張っている息子の姿には、かなり感銘を受けました。

おそらく、僕が子どもの頃だったら、泣き出したり、いやになってしまっていたでしょうから。

1,2度うまくいきそうではありましたが、今日のところは始動はマスターすることができませんでした。

また、次回の練習で取り組みたいと思います。

息子よ、次回も頑張れ!



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明日(3月29日)の新見英語サロンはありません

2011-03-28 22:38:22 | 日記

明日(3月29日)の新見英語サロンはありません。

また、来週火曜日4月5日もお休みとさせていただきます。

次回は、4月12日(火)の開催となります。

皆様との再会を楽しみにしています。

新見英語サロン主宰:山内 圭
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No Niimi English Salon Session on March 29th

2011-03-28 22:36:34 | 日記

We have no English Salon session tomorrow (March 29th).

We don't have a session on Tuesday, April 5th either.

Enjoy the beginning of spring and see you all on April 12th.

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自転車に乗れたよ!

2011-03-28 01:23:20 | 日記
先日、いつもの公園及びショッピングセンターでで書いたように、現在、息子の自転車の補助輪はずしを目指して親子で頑張っています。

上記のブログに書いた日は雨が降ってきたため、補助輪はずしはできませんでしたが、先日、補助輪をはずして練習をしてみました。

息子の自転車ですが、息子の4歳の誕生日プレゼントとしてあげた「いきなり自転車」というもの。

これについては、息子の4歳の誕生日についてのブログで書きました。
いきなり自転車
体育の日

この自転車には、サドルの後ろに後ろから支える取っ手がつけられるようになっていて、自転車練習のときには、教える人がその棒を後ろから持ってやれば倒れなくてもすむようになっています。

写真でもわかりにくいかもしれませんが、後ろから取っ手を持つとこのようになります。

これは写真撮影のために片手を離していますが、両手で持てば自転車は安定します。

ただし、ベビーカーなら押すほうも歩けばいいのですが、自転車の練習の場合は歩くだけではだめでこちらも走る必要がありますので、教える側もかなりの運動量になります。

おまけに、ただ走っているだけではなく「ハンドルを少し右に」とか「体をまっすぐに」とか「すぐにブレーキをかけないで」とか指示をしながら走るのでさらに大変です。

先日練習したときには、僕も息切れするほどでした。

その甲斐あって、今日の2度目の補助輪はずしの練習では、だいぶバランスが取れるようになっていて、息子が気づかないうちに手を離してみると20メートルくらいは一人で走ることができるようになりました

ちょうど、練習の様子を見に来た妻にも20メートルくらい自分で走ることができるようになったことを見てもらえて、息子も嬉しそうでした。

僕は自転車が乗れるようになったのは確か小学校1年生の時でした。

息子がその記録を破るのはほぼ確実となりました。

自転車練習を頑張った後、夕方となり、いつもの遊具のところで遊びました。

影を見ると息子も僕も少しだけ(?)脚が長くなったような気がしました。


種明かしをすると、脚の影が移っている部分が下り坂になっているので脚の影が長く見えるのです。






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新見市国際交流協会「国際交流だより」Vol.4が発行される

2011-03-28 01:17:07 | 日記
この度、新見市国際交流協会の広報紙「国際交流だより」Vol.4が発行され、会員に配布されました。

この広報紙には、新見市の国際交流の様子が掲載されています。

今年度は、特に、新見市の姉妹都市・友好都市の全てから訪問団の来訪を受けましたので、とても内容が充実したものになっています。

僕も関わった、カナダのシドニーからの訪問団、アメリカのニューパルツ・ヴィレッジからの訪問団のことについても書かれています。

また、新見市とニューパルツ・ヴィレッジとの間で行われている写真交流についての記事も掲載され、この8月に僕が学生を引率してニューパルツ・ヴィレッジを訪問したときに撮影した写真展の様子の写真も掲載されました。

この「国際交流だより」は新見市国際交流協会のウェブサイトから読むことができます(↓)。
新見市国際交流協会のホームページ

最新号については、まだアップされていないようですが、近いうちに広報委員会によってアップされると思います。

バックナンバーも読めるようになっていますので、よろしければお読みください。
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新見公立大学・短期大学の学報「まんさく」第41号発行

2011-03-28 01:03:03 | 日記
この度、新見公立大学・短期大学の学報「まんさく」第41号が発行されました。

この学報は、新見公立大学・短期大学ウェブサイトからも読むことができます(下記をクリックしてください)。
学校情報 学報「まんさく」

第41号では、私が昨年の8~9月にアメリカ研修旅行に引率した学生たちも「アメリカ研修旅行に参加して」の記事を書いています。

ぜひお読みください。

また、上記のページからは「まんさく」もバックナンバーも読むことができます。

これを読むと、新見公立大学・短期大学の教育内容、雰囲気、歴史等がよくわかります。

学外の皆様にも読んでいただけましたら幸いです。
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