山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

patient zero(第1感染者):映画『ニューヨーク 2014』(Battledogs)(2013 米)より

2014-07-22 23:27:00 | 日記
先日、映画『ニューヨーク 2014』(Battledogs) という映画を見ました。

カナダに動物写真を撮りに行った写真家の女性がオオカミに噛まれたことによって、ウィルス感染し、急に猛獣(狼人間?)になって人を襲い、それにより噛まれた人も同様に猛獣になってしまうという、非現実的なストーリーの映画でしたが、その中で、patient zero(第1感染者)というおもしろい表現に出会いました。

この映画のトレーラーがYouTubeで公開されていますが、ちょうど、このpatient zeroを含むセリフが中に出てきますのでご覧ください。
ニューヨーク2014

これが、patient oneではなく、patient zeroというところが、おもしろいなと思いますが、これは、おそらくground zero(爆心地)のイメージからだと思います。

ground zeroもそこから恐怖が周囲に伝わっていくイメージが感じられますが、同様にpatient zeroも感染がその患者から周囲に伝わっていくイメージだと思います。

1番目の何かと英語で表す場合は、たとえば「1日目」という時には、day oneと言ったり、「1年目」という時にはyear oneと言ったり、oneを使うこともありますが、それは、何かが1,2,3,4…と積み重なっていくイメージの場合のようです。

感染や爆弾(やテロの)の被害のように何かが周囲に広がっていくイメージの時には、英語では、oneではなくzeroのイメージだということが言えると思います。

まだwikipediaでも、いくつか使用例等が挙がっていましたが、しっかりとした定義や説明はされていないようでした。
Patient zero

しかしながら、Urban Dictionaryでは、しっかりと定義説明されていました。
Patient Zero

他にも~ zeroの表現があるかもしれませんので、これから意識して英語に触れていこうと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする