6月のある日、ある学生がアパートに飛んできたコクワガタのオス(この写真のクワガタです)をくれました。
息子もクワガタやカブトムシに興味を持っていますので、自宅に持ち帰り、早速息子と一緒に閉店間際の市内ホームセンターに行き、クワガタ用の土と餌のゼリーとゼリーをはめ込む穴の開いているのぼり木を買って来ました。
僕と息子は、このコクワガタにクワジという名前をつけました。これは、僕が小学生の時に読んだ本、中島みち著『クワガタクワジ物語』(筑摩書房, 1974)にちなんでいます。
僕も子どもの頃、カブトムシやクワガタが大好きで、小学校の高学年の頃は夏休みは毎日近所の友達とカブトムシやクワガタがいる秘密の場所を10ヶ所前後回っていました。大体毎日何匹かの収穫があるので、毎日全ての場所を回った後「ドラフト会議」と称するものを開き、じゃんけんで勝った順に好きなものをとっていきそれぞれ自分の取り分を決めていました。でもこの「ドラフト」にかけられるのは、カブトムシとコクワガタだけで、その他の珍しい、オオクワガタ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどは、原則として見つけた人のものになるというルールでした。
僕は一度だけ体長10センチ近くのオオクワガタを見つけたことがあり、木の上のほうにいたので木を揺すって下に落とし、下が藪になっているのでその後、一生懸命探して捕まえたことがあります。僕がオオクワガタを捕まえたのは、この一度だけで、オオクワガタというのはとても珍しい存在でした。
今は、夏になるとおもちゃ屋やホームセンターなどでオオクワガタや外国のカラフルなクワガタも売られていますが、ちょっと味気ない感じです。
さて、僕がクワガタを飼い始めたことを授業で配る講義ノートに書いたところ、学生達からクワガタの「寄付」が集まり出しました。もちろん学生達は、単位やよい成績を望んでの寄付行為を行うのではなく、純粋にクワガタがいたから持ってきてくれるのです。本当に心優しい学生達です。中には、クワガタがいたんですけど、どうしても捕まえることができませんでしたなどと報告してくれる学生もいました。
ということで、現在、コクワガタ4匹(オス3匹、メス1匹)、ノコギリクワガタ3匹(オス2匹、メス1匹)、オオヒラタクワガタ2匹(オス1匹、メス1匹)を種類別に容器に入れ、飼育を楽しんでいます。
最近は息子とクワガタを捕りに出かけるのですが、僕自身、この地で子ども時代を過ごしたわけではないのでクワガタの居所がわからず苦労しています。僕は、子どもの頃、本で見た木の蜜にクワガタやカブトムシが集まる光景を、実際に自分の目で見た時にはとても興奮しました。息子にも是非そのような光景を見せてあげたいと思っているところです。
息子もクワガタやカブトムシに興味を持っていますので、自宅に持ち帰り、早速息子と一緒に閉店間際の市内ホームセンターに行き、クワガタ用の土と餌のゼリーとゼリーをはめ込む穴の開いているのぼり木を買って来ました。
僕と息子は、このコクワガタにクワジという名前をつけました。これは、僕が小学生の時に読んだ本、中島みち著『クワガタクワジ物語』(筑摩書房, 1974)にちなんでいます。
僕も子どもの頃、カブトムシやクワガタが大好きで、小学校の高学年の頃は夏休みは毎日近所の友達とカブトムシやクワガタがいる秘密の場所を10ヶ所前後回っていました。大体毎日何匹かの収穫があるので、毎日全ての場所を回った後「ドラフト会議」と称するものを開き、じゃんけんで勝った順に好きなものをとっていきそれぞれ自分の取り分を決めていました。でもこの「ドラフト」にかけられるのは、カブトムシとコクワガタだけで、その他の珍しい、オオクワガタ、ミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどは、原則として見つけた人のものになるというルールでした。
僕は一度だけ体長10センチ近くのオオクワガタを見つけたことがあり、木の上のほうにいたので木を揺すって下に落とし、下が藪になっているのでその後、一生懸命探して捕まえたことがあります。僕がオオクワガタを捕まえたのは、この一度だけで、オオクワガタというのはとても珍しい存在でした。
今は、夏になるとおもちゃ屋やホームセンターなどでオオクワガタや外国のカラフルなクワガタも売られていますが、ちょっと味気ない感じです。
さて、僕がクワガタを飼い始めたことを授業で配る講義ノートに書いたところ、学生達からクワガタの「寄付」が集まり出しました。もちろん学生達は、単位やよい成績を望んでの寄付行為を行うのではなく、純粋にクワガタがいたから持ってきてくれるのです。本当に心優しい学生達です。中には、クワガタがいたんですけど、どうしても捕まえることができませんでしたなどと報告してくれる学生もいました。
ということで、現在、コクワガタ4匹(オス3匹、メス1匹)、ノコギリクワガタ3匹(オス2匹、メス1匹)、オオヒラタクワガタ2匹(オス1匹、メス1匹)を種類別に容器に入れ、飼育を楽しんでいます。
最近は息子とクワガタを捕りに出かけるのですが、僕自身、この地で子ども時代を過ごしたわけではないのでクワガタの居所がわからず苦労しています。僕は、子どもの頃、本で見た木の蜜にクワガタやカブトムシが集まる光景を、実際に自分の目で見た時にはとても興奮しました。息子にも是非そのような光景を見せてあげたいと思っているところです。