有休をとって、今日は歌舞伎三昧になった。
歌舞伎座昼の部から。
「またかの関」はパスして(今年正月にやったような気がするんだが)
「泥棒と若殿」だけになった。
泥棒は松緑。若殿に三津五郎。
松緑って、妙に舌足らずになるので嫌いだったんだが、
今日は違和感なく聞けた。
筋は安易といえば安易。あまり歌舞伎らしくない。
ところどころに、「餓死」とか、歌舞伎らしくない単語が出てくる。
後で「かつえて死ぬ」とか言っていたので、
そちらに合わせてくれればいいのに。
(これは、今読んでいる渡辺保の本から得られた観点かも知れないなあ)
いいお話、というところ。
若干同性愛っぽく感じるのは、私がブラックづいているせいか?
吉右衛門・富十郎好きなので、夜の部は新橋演舞場へ行った。
久しぶりの一等席。間口が広いので少ししんどい。
南座や松竹座の方が狭いのかな。
「妹背山・御殿」
福助はしばらく肌に合わなかったのだが、
今日は気分良く聞けた。声も一貫性があり、違和感なし。
ただ、筋には違和感があるなあ。
あの「官女によるいじめ」の意味がよく分からん。
だいたい、いじめの官女は男にしか見えない。敢えてそうするものなのかなあ。
お三輪の「嫉妬」は、官女のいじめなしでも出せると思うのだが。
あと、やはり残酷な話。可哀想だなあ、と思ってしまう。
「法界坊」
うーん。よく分からん。
吉右衛門の遊びはよく出ていて楽しかった。ただ、少し崩しすぎかな、と
感じないこともない。
富十郎の台詞があやしい。仲裁のところ(「大七」かな)など、うまく
つないでいるのだが、まだ台詞が腹に入っていない気がする。
2日目に行ったのは間違いだったかも。
ただ、この2人の絡みは面白いなあ。リズム・声が良くて満足。
大喜利の「双つ面」は見ず。
そんなところ。
今月は、後は歌舞伎座で「源氏店」と「女暫」をどこかで見る、
というくらいかな。
歌舞伎座昼の部から。
「またかの関」はパスして(今年正月にやったような気がするんだが)
「泥棒と若殿」だけになった。
泥棒は松緑。若殿に三津五郎。
松緑って、妙に舌足らずになるので嫌いだったんだが、
今日は違和感なく聞けた。
筋は安易といえば安易。あまり歌舞伎らしくない。
ところどころに、「餓死」とか、歌舞伎らしくない単語が出てくる。
後で「かつえて死ぬ」とか言っていたので、
そちらに合わせてくれればいいのに。
(これは、今読んでいる渡辺保の本から得られた観点かも知れないなあ)
いいお話、というところ。
若干同性愛っぽく感じるのは、私がブラックづいているせいか?
吉右衛門・富十郎好きなので、夜の部は新橋演舞場へ行った。
久しぶりの一等席。間口が広いので少ししんどい。
南座や松竹座の方が狭いのかな。
「妹背山・御殿」
福助はしばらく肌に合わなかったのだが、
今日は気分良く聞けた。声も一貫性があり、違和感なし。
ただ、筋には違和感があるなあ。
あの「官女によるいじめ」の意味がよく分からん。
だいたい、いじめの官女は男にしか見えない。敢えてそうするものなのかなあ。
お三輪の「嫉妬」は、官女のいじめなしでも出せると思うのだが。
あと、やはり残酷な話。可哀想だなあ、と思ってしまう。
「法界坊」
うーん。よく分からん。
吉右衛門の遊びはよく出ていて楽しかった。ただ、少し崩しすぎかな、と
感じないこともない。
富十郎の台詞があやしい。仲裁のところ(「大七」かな)など、うまく
つないでいるのだが、まだ台詞が腹に入っていない気がする。
2日目に行ったのは間違いだったかも。
ただ、この2人の絡みは面白いなあ。リズム・声が良くて満足。
大喜利の「双つ面」は見ず。
そんなところ。
今月は、後は歌舞伎座で「源氏店」と「女暫」をどこかで見る、
というくらいかな。