「袖ヶ浦公園」内の「上池」池畔風景
袖ケ浦公園は千葉市から車で約40分ほど南下した位置にあり
木更津市の手前になります。 これまで何度となく
「袖ヶ浦海浜公園」や「袖ヶ浦公園」へ撮影に出かけたものです。
袖ヶ浦海浜公園では、東京湾横断橋「アクアライン」を中心に
富士山・夕日・干潟・波などの写真が数多く残っています。
袖ヶ浦公園では、主に紫陽花園・菖蒲園で撮影を楽しみました。
今回は、袖ヶ浦公園でまだ一度も歩いたことがない奥の広大な部分も
見取り図を見ながら隅々まで散策することにしました。
菖蒲園の奥にある池を一周してみると、これはかなり大きな池で
池畔には二つ目の小さな子供たち向けの遊園地があり
立派な「袖ヶ浦市郷土博物館」もありました。
駐車場は、公園入口二ヶ所(正面・北口)の駐車場に加えて
池畔の博物館脇にもあり、いずれも無料です。
博物館脇の木立の中には「古代(弥生・奈良)竪穴住居」の広場があり
内部まで見学することができます。
またすぐ近くの池畔には「上総掘りのアシバ」があります。
*国指定重要無形文化財「上総掘りの技術」「上総掘りの歴史」
「上総掘りの仕組み」「袖ケ浦市の用水」と題する
詳しい説明・案内ボードが立ち並んでいました。
古代竪穴住居広場のすぐ下では、平成17年に結成された
「上総掘り技術伝承研究会」という保護団体の皆さんが
真新しい「アシバ」を組み立て「掘削作業」について研究していました。
*以下、傍に立てられていた案内説明看板を撮影しておきました。
今後何度も読み返して「上総掘り」について理解したいと思います。
最後の一枚は、なぜ千葉の上総地方でこの「上総掘り」の技法が
生まれたのかが理解できる一枚でした。