房総半島の東京湾岸沿いの海岸線(内房海岸)は冬季には西空が
晴れあがる日が多く、夕景撮影が楽しみな季節になります。
これまで毎年よく出かけた撮影ポイントは三か所です。
(*この記事の写真はどれもうまく撮れなかったものです。)
まず最初は、南房総鋸南町の勝山漁港沖合の「浮島」
冬場は夕日が浮島のどこかに沈む日が多くなります。
とりわけ二つの島の間に夕日が沈む日や
左側の小島の小さな洞穴に夕日が入る日が楽しみです。
ここでは以前「だるま夕日」を初めて撮影したことがあります。
**今朝も新型コロナ染者急拡大のニュースが流れています。
千葉県を含む南関東地域は特に拡大が目立っています。
またまた当分の間、県外への旅はもちろん
県内での撮影行動も自粛を続けることになるでしょう。
(*残念ですがブログ記事更新も滞りがちになります。)
二番目は、南房総市富浦町の法華崎先端の二つの小島
手前が「船虫島」奥の島が「雀島」
この角度では富士山は「雀島」の右奥になります。
(「法華崎」は日蓮上人伝説が命名の由来になっています。)
かなり長い期間、夕日が二つの島にからんできます。
ここは押し寄せる波も荒くて撮影には好適な場所です。
三か所目は「浮島」のすぐ近くの小島「みささぎ島」です。
小島の形もよくて、特に頂上と右斜面には
まるで人型のような侵食岩がはっきりと見えます。
特に頂上の侵食岩は親子が向き合っていて
飲食でもしているかのように見えたりします。
浜辺からは富士山は島のすぐ左手に見えます。
(*釣り人には声をかけず一枚、失礼しました!
波が荒くカメラの防水に気をとられていました。)
この島にも「日本武尊と乙橘姫(おとたちばなひめ)」にまつわる
「みささぎ島悲話伝説」があり、島の名の由来になっています。
お盆の8月16日には島の上には灯明が設置されて
手前の海面にはたくさんの灯篭が浮かびます。
(*悪天候とコロナ禍蔓延で過去二年は中止になりました。)
またここでは「ダイヤモンド富士」が例年4月下旬頃に見られ
県内外からカメラマンが集まります。
*2020年5月4日の記事には夕日がわずかに頂上より下の
写真を投稿しています。
「悲話伝説」も詳しく書いてありますので、ここでは省きます。