たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*

旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

南房総内房海岸撮影スポット

2022年01月18日 | 千葉県

 

 

房総半島の東京湾岸沿いの海岸線(内房海岸)は冬季には西空が

晴れあがる日が多く、夕景撮影が楽しみな季節になります。

これまで毎年よく出かけた撮影ポイントは三か所です。

(*この記事の写真はどれもうまく撮れなかったものです。)

 

まず最初は、南房総鋸南町の勝山漁港沖合の「浮島」

冬場は夕日が浮島のどこかに沈む日が多くなります。

とりわけ二つの島の間に夕日が沈む日や

左側の小島の小さな洞穴に夕日が入る日が楽しみです。

ここでは以前「だるま夕日」を初めて撮影したことがあります。

 

**今朝も新型コロナ染者急拡大のニュースが流れています。

千葉県を含む南関東地域は特に拡大が目立っています。

またまた当分の間、県外への旅はもちろん

県内での撮影行動も自粛を続けることになるでしょう。

(*残念ですがブログ記事更新も滞りがちになります。)

 

 

 

 

二番目は、南房総市富浦町の法華崎先端の二つの小島

手前が「船虫島」奥の島が「雀島」

この角度では富士山は「雀島」の右奥になります。

(「法華崎」は日蓮上人伝説が命名の由来になっています。)

かなり長い期間、夕日が二つの島にからんできます。

ここは押し寄せる波も荒くて撮影には好適な場所です。

 

 

 

 

 

 

三か所目は「浮島」のすぐ近くの小島「みささぎ島」です。

小島の形もよくて、特に頂上と右斜面には

まるで人型のような侵食岩がはっきりと見えます。

特に頂上の侵食岩は親子が向き合っていて

飲食でもしているかのように見えたりします。

浜辺からは富士山は島のすぐ左手に見えます。

(*釣り人には声をかけず一枚、失礼しました!

波が荒くカメラの防水に気をとられていました。)

 

この島にも「日本武尊と乙橘姫(おとたちばなひめ)」にまつわる

 「みささぎ島悲話伝説」があり、島の名の由来になっています。

 

お盆の8月16日には島の上には灯明が設置されて

手前の海面にはたくさんの灯篭が浮かびます。

(*悪天候とコロナ禍蔓延で過去二年は中止になりました。)

 

またここでは「ダイヤモンド富士」が例年4月下旬頃に見られ

県内外からカメラマンが集まります。

 

*2020年5月4日の記事には夕日がわずかに頂上より下の

写真を投稿しています。

「悲話伝説」も詳しく書いてありますので、ここでは省きます。