いつもの散歩コースになっている「千葉市都市緑化植物園」では、11月17日までの期間毎年恒例の菊花展開催中です。園内は台風被害による倒木処理などでまだ一部は立ち入り禁止場所がありますが、大部分は自由に散策できるようになっています。庭園奥の菊花展会場は見物客でにぎわっていました。
たくさんの錦鯉が泳いでいる池の中に「コウホネ(河骨)」の黄色いつぼみを一つ見つけた。
園内のせせらぎの中の苔むした岩の上にホトトギスが根付き、一輪だけ花が咲いていた。
この写真は三つ前の更新記事「久しぶりの植物園10/6」に載せたものです。この植物の名がなかなかわからず、以後ウェブサイトなどですっと調べ続けていましたが、昨日やっとほぼ間違いない花を探し出すことができました。
「イヌショウマ(犬升麻)」:キンポウゲ科サラシナショウマ属の山野草で日本、朝鮮半島、中国に分布する。国内では関東から近畿地方にかけての山地の湿り気のある林床に自生し、草丈は100㎝前後。夏から秋にかけて茎先に小さな白い花が密集した多くの長さ約30㎝ほどの穂状花序をつける。穂先の多数のつぼみもピンク色がかっていてかわいらしい。同じ仲間の「サラシナショウマ」の花穂は大きな花序が一つだけ目立っていいるのが特徴で見分けができる。またやはりよく似ている「オオバショウマ」は、その名のとおり一見して葉がかなり大きいのでこれも見分けができる。
<お知らせ>
佐倉市川戸のDIC川村記念美術館の庭園は台風15号による倒木の整理や園内施設復旧のため長い間休園になっていますが、「再開園は新年一月下旬以後になる見込み」ということです。(*美術館、レストラン、ギフトショップ付属ギャラリーは営業中です。詳しくはホームページで確認してください。) kawamura-museum.dic.co.jp
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