栃木県奥日光「湯ノ湖」の水は「湯滝」となって流れ落ち「湯川」となって戦場ヶ原を流れる。戦場ヶ原や小田代ケ原ハイクのベースとなる「赤沼車庫」駐車場は冬季閉鎖で、早朝から駐車場入り口前の道路脇には車がぎっしりと並んでいた。なんとか駐車スペースをみつけて雪道ハイクの準備を整えて歩き始めた。この冬は関東北部もしばらく雪が降っていなかったので積雪はそれほど多くなくて、木道上だけなら踏み跡が多く「かんじき」は装着しなくても軽アイゼンくらいで安全に歩けたが、木道脇の川岸には深い足跡やぬけだそうともがいたような跡があちこち残っていた。木道を踏み外して足がすっぽりとはまれば抜け出すのは容易ではなさそうだった。やはりスノーハイクの場合は、かんじきとアイゼンは両方とも用意しておいたほうが安全だと思う。
まったく手付かずの大自然の中を流れる「湯川」の中にはたくさんの倒木、流木、朽木が横たわっている。これまでにも夏場にカメラを向けたことがあるが、この日はその上に雪が積もっていて冬場でなければ見られない独特の湯川の雪景色が新鮮で、木道から落ちないように気をつけながら何ヶ所かで撮影を続けた。 (2015/1/25 撮影)
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