梅雨の晴れ間・・・・『免疫の意味論』 読み終わりました。
難解な本ですが、書き方が上手なのでついつい読んでしまいました。
免疫とは、抗原抗体反応と、簡単に思っていましたが、とんでもない深いお話。
コロナがらみもあって、大変勉強になりました。お勧めの一冊。
多様性と偶然、目的不明のシステム・・・
ありとあらゆる異物(非自己)排除のメカニズム・・・そのための膨大な無駄・・生死を分ける偶然性
コロナが重症化するかどうかも偶然性に支配されてるような・・・
BCGは、ホントに重症化を防ぎそうですね、幼児の川崎病症状の発症も可能性が大いにありそう。
日本人で、死亡率が低いのも単に清潔好きだからではなく、・・・
なによりも、人の寿命も必然性があり、そのためのプログラムが組み込まれて日々実行されていることなんぞは・・、
いまとなっては胸腺も痕跡程度、それぞれに役割を持った細胞も青息吐息。どんなにあがいてもしょうがないと悟りました。
これは、27年前に書かれたので、免疫学の進歩の速さからすると、今はどうなってるんだろう・・・
どなたの本を読めばいいのか・・・とりあえず、宮坂昌之先生の最新作を注文しました。
免疫学の世界がどうなってるのか興味津々。
コロナさんありがとう
・・・