一碗

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百年前の紅茶

2020-12-06 19:52:49 | 袋井市茶文化資料館
今日は、今年最後の茶文化資料館での呈茶です。

昨日、松下先生から紹介された50年?前のラプサンスーチョンの試飲から・・
    
これが結構いけるんですね! 異味異臭はほとんどなく、適度に熟成して、まろやかに・・・もちろん、例のクレオソートの香りはたっぷり・・・

また、興味深い紅茶が出てきました・・
     
知る人ぞ知る、三重県の紅茶王・川戸さんの紅茶・・・べにほまれ !
川戸さんは、戦後、台湾から引き揚げてきて日本で最高の紅茶を作っていた方です。

ブリキの缶に入った紅茶、上のような紙が貼ってありました。電話番号には局番ではなく(亀山局)とあります。かなり古いものでは・・・昭和40年代半ばから紅茶は斜陽となって緑茶に切り替えられていたので、この紅茶も恐らく50年は経ってるかと・・・
    
早速飲んでみました。これが、立派に飲めるんですね! 驚き!
感激しました。お茶は人より長生きします。

最後の極めつけは、百年前の紅茶!
    

明治時代に愛知県・立田村で作られたという紅茶です。どうやって証明したらよいのかわかりませんが、とにかくそういういわれのある紅茶です。

ですから100年以上前の紅茶。こんなのはそうざらにはないでしょうね。

勿体ないので、試飲は来年・・・に。

コロナに罹らず、無事に新年が迎えられますように。

きょうで、私の今年の呈茶はおしまい。また来年・・・

・・・

コメント
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