今日は、今年最後の茶文化資料館での呈茶です。
昨日、松下先生から紹介された50年?前のラプサンスーチョンの試飲から・・
これが結構いけるんですね! 異味異臭はほとんどなく、適度に熟成して、まろやかに・・・もちろん、例のクレオソートの香りはたっぷり・・・
また、興味深い紅茶が出てきました・・
知る人ぞ知る、三重県の紅茶王・川戸さんの紅茶・・・べにほまれ !
川戸さんは、戦後、台湾から引き揚げてきて日本で最高の紅茶を作っていた方です。
ブリキの缶に入った紅茶、上のような紙が貼ってありました。電話番号には局番ではなく(亀山局)とあります。かなり古いものでは・・・昭和40年代半ばから紅茶は斜陽となって緑茶に切り替えられていたので、この紅茶も恐らく50年は経ってるかと・・・
早速飲んでみました。これが、立派に飲めるんですね! 驚き!
感激しました。お茶は人より長生きします。
最後の極めつけは、百年前の紅茶!
明治時代に愛知県・立田村で作られたという紅茶です。どうやって証明したらよいのかわかりませんが、とにかくそういういわれのある紅茶です。
ですから100年以上前の紅茶。こんなのはそうざらにはないでしょうね。
勿体ないので、試飲は来年・・・に。
コロナに罹らず、無事に新年が迎えられますように。
きょうで、私の今年の呈茶はおしまい。また来年・・・
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