きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

新幹線 新横浜駅のホームが拡がります

2010-01-27 | 縁側
ここ数年、月に1回程度の頻度で東海道新幹線を利用しています。
最寄の駅は新横浜駅です。
その新横浜駅ではホームを拡げる工事が進んでいます。
ホームを拡げる、と言っても線路を付替えて・・・という本格的(?)なものではなく、安全柵を移設して有効エリアを拡げようというものです。


今でこそ新横浜駅は、のぞみ号をはじめ全列車が停車するようになりましたが、以前は通過列車がありました。
また、ホームに接していない通過線を持たないので、すぐ目の前を200km/h以上(推定)で列車が通過していました。
そのためホームの端から離れた場所に安全柵が設けられています。
JR東海のリリースによれば、現在は、2.4mも離れているそうです。

その分、ホームの有効エリアが狭められているわけで、上りホームなら列車の到着時、下りホームなら平日の朝など、ホーム上は乗降客でかなり混雑しています。
安全柵の老朽化という理由もあって、安全柵を移設することで実質的な有効面積を拡げようというわけです。

さて、上のリリースは昨年の7月末に出されたもので、私も新横浜駅を利用するたびに注目していたのですが、ここにきて突如、上りホーム(2番線)に新しい安全柵が姿を現しました。(1ヶ月前は気付かなかったなあ。)

下の写真はその2番線の様子です。(1月27日撮影)
現在の安全柵(中央)の右側に工事中の新しい安全柵が見えます。
(左側は階段部への転落防止柵)
狙って撮ったわけではありませんが、現在は写真のように階段部で反対側から人が来ると、こちら側からは進むわけにはいきません。
通る人も少ないですが。


同じ上りホームでも1番線は工事の対象にはなっていません。


この拡幅工事ですが、上りホーム(2番線)は今年3月に、下りホーム(3番線)は今年7月にそれぞれ使用開始が予定されています。
それにしても、新横浜駅(とその周辺)は昔と比べてすっかり変わってしまいましたね。