きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

碧南レールパーク(その2)

2017-02-16 | 散歩
ちょっとのつもりが廃線跡に気づいたばかりに「終点」見たさに探索と相成ってしまいました。

大浜口広場から終点(旧三河旭駅)を目指します。

写真1. 遊歩道


廃線になった線路敷跡を遊歩道に、というのは良くあるパターンですが、ここでは災害時等に緊急車両が通ることも想定しているそうです。
鉄道車両は走らなくなりましたが、公共的な使命はまだ終えていない(終えさせない)ということですね。

写真2. 分岐?

行く手にホーム(左側)が見え、手前には分岐の「模様」がありました。

大浜口広場から300mほど歩いたところです。

写真3. 玉津浦駅から臨港線があった


臨港線(昭和34年に廃止)の分岐を示したものでした。

写真4. 玉津浦駅

ホームは旧玉津浦駅をイメージしたものでしょう。
かつては海水浴場の最寄り駅として賑わったということです。

公園としては「玉津浦広場」と名付けられています。

写真5. 玉津浦駅

(大浜口広場のパネルより)


写真6. 暫定の終点


玉津浦駅から200mほど進んだところで整備済みの遊歩道は終点。
ここまで大浜口広場から約600m。

その先は整備工事中でした。
せっかくなので、もう少し先まで行ってみることにしました。

写真7. あとは舗装だけ

工期は今年3月までなのでほぼ完成形です。

工事区間は歩けないので、少し迂回しながら廃線跡を横目に見ながらの移動です。

写真8. 平行する道路(若宮町付近)


線路が大きく曲線を描いているので道路も線路に合わせるように曲がっています。

玉津浦駅から約900mで棚尾駅です。

写真9. 棚尾駅

(大浜口広場のパネルより)

公園では棚尾広場として整備中です。

写真10. 整備中の棚尾広場

ホームのようなものが見えます。

奥の工場の建物は昔(写真9)のままですね。

写真12. シェルター

少し左に目を向けると赤い建物がありました。

基本計画を見ると「シェルター」となっています。
大きさはかつて三河線を走った気動車のサイズを踏まえたものだそうです。
用途は四阿というこなので、ここに車両を保存するわけではないですね。

そして第2期整備区間もここまでのようです。

この先は第3期整備区間として平成29年度に工事が行われる見込みです。
ということはまだ廃線当時の面影が残っているかも、ということでさらに進みます。

(続きます)