2年前に立ち上げた「コキ5500を作ろうかな」プロジェクト。
さくさくと鋼体の試作まで進んだものの、諸々の問題にぶち当たって休眠状態になっていました。まあ一番の原因は私のやる気なんですが(笑)
それがここに来て新たな展開を迎えました。
私が目指していた「ペーパーでコキを作る」というのを簡単(?)に実現できそうなキットがあることをネットで知り、さっそく取り寄せてみました。
写真1. コキ5500とC10コンテナ
甲府モデルさんのコキ5500とC10コンテナのペーパーキットであります。
コキ5500は2両分入り、C10コンテナは5個入りを各1セットずつ購入。これじゃコンテナは1両分しかないじゃん、ということに気づいたのはブツの到着後(笑)。
ちょっと試したいことがありますので、まずはコンテナから組み立てます。
写真2. C10コンテナ
金属やプラのパーツは一切無く、100%ペーパーのキットです。
試作なのでまずは1個だけを組み立てます。
材質は紙で基本的にカット済み。ゲートをカッターで切って接着剤で貼り合わせればOK。
側面と妻面を作った(と言っても貼り合わせただけ)ところで別の工作に。
写真3. ちょっと試したいこと
これは2年前のプロジェクト立ち上げ時から温めていた構想。
コキを作ると同時にコンテナも作ることを構想していました。その際ナンバー等のレタリングをどうしようかと考え、そこで思い付いたのがプリンタのCDレーベル印刷機能。
ここでの課題はまずは厚さ、そしてリブ等の段差があるところにキレイに印字できるか、という2点。
厚さについては、手元にあるCD-Rの厚さが1.2mm、キットのペーパーが1.0mm厚と0.2mm厚、貼り合わせて1.2mmなので問題はなさそうです。
あとは段差(0.2mm)があるときの印刷がうまくいくか、だけ。これは実際にやってみなきゃ分からない。
ということで、印刷用のアダプターというか治具を作ってみました。
型紙(WORDで作成)をA4サイズのラベル用紙に印刷し、1.2mm厚のプラ板に貼ってカットして模擬CDに。
コンテナのナンバー等はペイントソフトで作成。
ナンバー類の記載内容や記載位置の参考にしたのは手元にあった天賞堂のコキ5500に同梱のC10コンテナ。
印刷ソフトは手元プリンタのメーカー(EPSONさん)の「Print CD」なるユーティティソフトを使用。
で、印刷してみたのが下の写真。
写真4. うまくいったようです
(リブ等の)段差があってもインクは直線的に飛ぶようで、特に「ピンぼけ」もありませんでした。
話しが前後しますが、今回はあくまでも印字実験なので下地処理も塗装もしないまま。
実験に失敗したらサーフェイサーで隠せばいいやということで気楽な挑戦。もっとも失敗した場合のプランBは持ち合わせていなかったのですが(^^;
そして仮組みして記念撮影(?)
写真5. 参考にした天賞堂のC10と並べてみた
仮組みコンテナは各パーツをはめ込んだだけで接着していません。
この後はバラしてサフェ処理、塗装。そして再度ナンバーを印字して本組みの予定です。