きみどりの窓

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《16番》コキ5500を作ろうかな(その5)量産化に大きな壁

2020-04-09 | 工作室

C10コンテナの組み立て。
試作品の実験がうまくいったので意気揚々と量産を開始しました。
と言っても試作の1個を含めて5個ですが。

まずはサーフェーサーを吹きます。
試作した1個はバラしてから、他の4個分は切り離す前に。

写真1. サーフェーサーを吹きました
右下の白い1つは試作品の「底面」のパーツ。
組み立てちゃえば見えないからという理由であえてサフェは吹いてません。

サフェを吹いた後、軽く表面を研磨してからパーツを切り離し、妻板、側板、天板を貼り合わせていきます。
貼り合わせるにあたってはスプレーノリを使ってみましたが、位置合わせ時にくっ付いてしまって意外に難しい。なお、試作時は木工用ボンドで点付け。

写真2. 貼り合わせました

コンテナ5個分のパーツが勢ぞろい。最下段は試作コンテナだったもの。試し印字のナンバーは完全に消えています。

ここで側板+妻板で4面の仮組みして塗装工程に移ります。
仮組みしたのは側板の木口もムラなく色を入れたいと思ったので。

そして塗装。
塗料はGMカラーの黄緑6号。
サーフェーサー、スプレーノリともども買い置き品。備蓄は大切ですね(笑)

写真3. 塗り上がり(天板は仮置き)
いい色だなあ、とアルコール片手に悦に入っていたのですが・・・

さてここから問題のナンバリングです。
ふと脳裏を横切ったのは塗装後にうまくインクがのってくれるのだろうか、ということ。

写真4. やはり・・・
自家製のアダプタにセットしていざ印刷。量産化試作ということでナンバーは「9999」にしてみました(^^ゞ

結果は見ての通り。インクがはじかれてしまっています。
もう一度、印刷濃さを最大にして印刷してみたのですが、見た目はほとんど変わりません。上の写真は2度の印刷後のもの。2回印刷しても印字位置がズレていないのは大したもんです。
プリンタインクが染料系というのが原因でしょうか。顔料系インクだと結果は違うんでしょうが手持ちのプリンタは染料系しか使えない・・・。
ということで暗礁に乗り上げてしまいました。

さらなる悪あがきを考えてみようと思ってはいるのですがショックが大きくて(?)アイディアが浮かびません。
おとなしく純正のデカールを購入するしか手は無いのかなあ。

気分転換に同時に購入したコキ5500の組み立てに移ることにします。