コキ5500&コンテナの組み立てはちょっとお休みして、コキの前に着手していたNゲージのお話しです。
新年早々に入線した113系の編成に、手元にあったサロ152をサロ112化して組み込んでやろう、というプロジェクトです。
写真1. サロ152
このサロ152、例によって入手時期をはっきり覚えていませんが、153系を165系化するつもり(当時は165系は未リリース)で入手した中の1両だったかと。
まあそんな昔のことは忘れて(笑)、現在余剰になっているので有効活用です。
サロ152をサロ112にすると言っても、実車に忠実に形式変更するつもりはさらさら無く、ナンバーさえそのままでカプラー交換だけでお茶を濁すという構想。
さっそく標準装備のアーノルドカプラーをストックしているKATOカプラー密連型Aに交換して「ハイ一丁上がり!」のはずだったのですが・・・
写真2. 繋がりそうで繋がらない
左がサロ112(サロ152)。連結器はKATOカプラー密連形A。
写真で見る限り連結できそうなんですが実は連結できないのです。
113系セットに同封されている説明書にも「KATOカプラー密連形#2 新性能電車用(ぐりれ註:113系に使用されている)は、KATOカプラー密連形には連結できません」と書かれていました。
というわけで、113系用のAssyパーツとして発売されている「モハ165 カプラーセット」を取り寄せました。
写真3. カプラーセット
このカプラーセットはボディマウント仕様。これをどうにかして車体に取り付けなければなりません。
写真4. どうやって取付けましょうか製品版113系は床板に2つのスリットがあり、それにカプラーセットの爪をパチンとはめ込む構造ですが、シロウト工作では精度よく小さいスリットを開けることは無理。
写真5. 穴をあけました
ということで私の採った方法は穴を開けて爪を逃げる方法。爪の幅は約2.8mm。そこで位置を合わせてドリルで3mm径の穴を開けました。また床板端部もカプラー側の突起を逃げるために少し削り落としました。
写真6. 取付け完了
うまくはまってくれました。
固定方法は爪パッチンではなく、ゴム系接着剤のお世話になっています。もちろん元の台車のカプラーは切断。
写真7. 連結できました
左がサロ112(サロ152)。めでたくサロ110(写真右)と連結できました。
簡単なパーツ交換のつもりが、そんなこんなで少しだけ手間がかかってしまいました。
私としてはこれでオシマイと思っていたのですが、車体の塗り分け位置が113系と異なっているとか、クーラーが実車と違うかも?とか、屋根の色が1両だけ違ってしまうなあ、とかとか・・・気になるところがないわけではありません。
いや、ここは初志貫徹。カプラー交換だけにとどめておきましょう。深入りしてはいけません。
あっ、グリーンマークが付いてないや。
ご教示ありがとうございます。
関東配属車は急行型塗り分けのままだったんですね。
では塗り分けはこのままでいきます。実は保留していたGマークも付けられます。
「わが心の飯田線」、車番までとなると泥沼にはまりそうなのであえて避けているんですが(笑)