3月3日に小田急線の東北沢~梅ケ丘間が複々線化されました。
これにより、代々木上原~登戸までが複々線になりました。
(同日、登戸駅も1番線が供用されて2面4線になっています)
小田急ではとりあえずダイヤ変更なしで3月3日に複々線の使用を開始し、3月17日に複々線のメリットを盛り込んだダイヤ改正を行っています。
私は3月某日に複々線化直前の様子を、で先日複々線化後(ダイヤ改正後)の様子を見てきましたので、ちょっとご報告。
<東北沢駅>
東北沢駅は2面4線(中2線が通過線)の地上駅から、1面4線(外2線が通過線)の地下駅になりました。
写真1. 完成時の通過線に仮ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a3/1c12a10c16eb1366381eebab807ce280.jpg)
(2018年3月)
切り替え直前だったので仮ホームもスリム化していて新線(緩行線)が見えています。
写真2. 仮ホームを発車する各停本厚木行き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/08/f8673789afc9280dc5acf25801ef036b.jpg)
(2018年3月)
おそらく今後は見られないショット(笑)
写真3. 下北沢方は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/35/ddbcaa2436b022842bee1123656039e8.jpg)
(2018年3月)
お隣の下北沢駅は2層になっているので、急行線は東北沢駅構内から下層に向かって下っています。
写真4. ダイヤ改正後
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/0a/127ad7ddf87f26515e6b483d4caff0ce.jpg)
(2018年4月)
東北沢をを通過する「スーパーはこね」。
右の奥には各停の後ろ姿も見えています。
<下北沢駅>
前述の通り下北沢駅のホームは2層になりました。
2013年の地下化の際は下層(地下2階)の(新)急行線を先に使い始めていました。
写真5. 下北沢駅構内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/3e/3baf57e62a45d7c16ec616249f306238.jpg)
(2018年4月)
写真6. 複々線化前の地下1階ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c7/eda0281f16abd475deb6c34625df2e19.jpg)
(2018年3月)
当然ですが工事が完成済みで使用開始を待つばかり。
写真7. 地下2階ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/0a/3945c2aab3e468b00b6a51028648125f.jpg)
(2018年3月)
こちらも今後は見られないであろう各駅停車。
写真8. 使用を開始した地下1階ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/53/9e4fccf617908d770bf67313c97b63ef.jpg)
(2018年4月)
地下2階(写真7)はシールド工法、近い1階は開削工法なので、トンネル側壁の形状が異なっています。
地下1階ホームは緩行線ホームという位置付けですが、上り線は各駅停車に加えて千代田線直通列車(直通急行含む)も地下1階に発着します。
下北沢駅を2層式としたことで、小田急の複々線は、簡潔に言えば上り線は系統別、下り線は方向別(緩急分離)という使い方になっています。
<世田谷代田駅>
世田谷代田駅は各駅停車のみが停車する駅です。
複々線化時の構造は下北沢駅と同じ2層式。
2013年の地下化の際は地下3階(急行線)に仮設ホームを設置していました。
写真9. 世田谷代田駅構内案内図(3月2日まで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/35/320a7bde6eef2e8a4c38a57aa1cc4f7f.jpg)
(2018年3月)
地下3階のホームが案内されていました。
ホームは相対式です。
写真10. 地下2階
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ff/85cd42bc3140279f2a8415b438d5ff5a.jpg)
(2018年3月)
準備完了、発車案内は調整中。
写真11. 地下3階へは仮設階段で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/6d/604fc2750d919568713b5bbee074ce94.jpg)
(2018年3月)
地下2階のホームは島式。地下3階へは線路を渡ってから仮設の階段で下るようになっていました。
仮設とは言えエレベータも。
写真12. 渡り通路から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/10/4582c688c1b0f4eaaa79c841db17a5eb.jpg)
(2018年3月)
こんな写真ももう撮れません。
写真13. 仮設階段跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/83/73d8e6297d5e1cdb1d0e4234b07aa53a.jpg)
(2018年4月)
複々線化後は渡り通路は撤去され仮設階段もエレベータも使えなくなりました。
今後、写真の部分はコンクリートで塞ぐらしいです。
写真14. 地下3階の仮設ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/63/d9398a537269e8649498194fad1172f1.jpg)
(2018年3月)
もうすでにこのホームに行く術はありません。
このホームも撤去されるようです。
世田谷代田駅は各駅停車しか停まらないとはいえ、非常用ホーム(&通路)として残しておくことは考えなかったのでしょうかね。
写真15. 世田谷代田駅構内案内図(3月3日から)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/06/97adb6aa08084cd2c86a9704aaec4494.jpg)
(2018年4月)
ホーム階が地下2階になっています。ホームも島式です。
<梅ケ丘駅>
梅ケ丘駅は一足先(2004年)に複々線化されています。
東北沢駅から世田谷代田駅までは地下駅ですが、梅ケ丘駅は高架駅になっています。
写真16. 渡り線を通って入線する各駅停車
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d0/996e23339c00535717c19607d5bf05d6.jpg)
(2018年3月)
上り線の出発信号機にはバッテンが。
写真の奥には地下からの出口見えます。
写真17. 渡り線も無くなっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a3/11bcce1f07c0bbebab711d8dcc124197.jpg)
(2018年4月)
複々線化から2週間ほどしか経っていないのですが、すでに渡り線は撤去されていました。
写真18. おまけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/be/cb639614b4bf0a73e70c00096757e67d.jpg)
(2018年4月)
「あさぎり」を改名して3月17日から登場した「ふじさん」。
先日(4月)の乗車時は70000形(GSE)の目撃を期待したのですが今回は残念ながら遭遇できず。
これにより、代々木上原~登戸までが複々線になりました。
(同日、登戸駅も1番線が供用されて2面4線になっています)
小田急ではとりあえずダイヤ変更なしで3月3日に複々線の使用を開始し、3月17日に複々線のメリットを盛り込んだダイヤ改正を行っています。
私は3月某日に複々線化直前の様子を、で先日複々線化後(ダイヤ改正後)の様子を見てきましたので、ちょっとご報告。
<東北沢駅>
東北沢駅は2面4線(中2線が通過線)の地上駅から、1面4線(外2線が通過線)の地下駅になりました。
写真1. 完成時の通過線に仮ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a3/1c12a10c16eb1366381eebab807ce280.jpg)
(2018年3月)
切り替え直前だったので仮ホームもスリム化していて新線(緩行線)が見えています。
写真2. 仮ホームを発車する各停本厚木行き
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/08/f8673789afc9280dc5acf25801ef036b.jpg)
(2018年3月)
おそらく今後は見られないショット(笑)
写真3. 下北沢方は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/35/ddbcaa2436b022842bee1123656039e8.jpg)
(2018年3月)
お隣の下北沢駅は2層になっているので、急行線は東北沢駅構内から下層に向かって下っています。
写真4. ダイヤ改正後
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/0a/127ad7ddf87f26515e6b483d4caff0ce.jpg)
(2018年4月)
東北沢をを通過する「スーパーはこね」。
右の奥には各停の後ろ姿も見えています。
<下北沢駅>
前述の通り下北沢駅のホームは2層になりました。
2013年の地下化の際は下層(地下2階)の(新)急行線を先に使い始めていました。
写真5. 下北沢駅構内図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/3e/3baf57e62a45d7c16ec616249f306238.jpg)
(2018年4月)
写真6. 複々線化前の地下1階ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/c7/eda0281f16abd475deb6c34625df2e19.jpg)
(2018年3月)
当然ですが工事が完成済みで使用開始を待つばかり。
写真7. 地下2階ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/0a/3945c2aab3e468b00b6a51028648125f.jpg)
(2018年3月)
こちらも今後は見られないであろう各駅停車。
写真8. 使用を開始した地下1階ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/53/9e4fccf617908d770bf67313c97b63ef.jpg)
(2018年4月)
地下2階(写真7)はシールド工法、近い1階は開削工法なので、トンネル側壁の形状が異なっています。
地下1階ホームは緩行線ホームという位置付けですが、上り線は各駅停車に加えて千代田線直通列車(直通急行含む)も地下1階に発着します。
下北沢駅を2層式としたことで、小田急の複々線は、簡潔に言えば上り線は系統別、下り線は方向別(緩急分離)という使い方になっています。
<世田谷代田駅>
世田谷代田駅は各駅停車のみが停車する駅です。
複々線化時の構造は下北沢駅と同じ2層式。
2013年の地下化の際は地下3階(急行線)に仮設ホームを設置していました。
写真9. 世田谷代田駅構内案内図(3月2日まで)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/35/320a7bde6eef2e8a4c38a57aa1cc4f7f.jpg)
(2018年3月)
地下3階のホームが案内されていました。
ホームは相対式です。
写真10. 地下2階
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ff/85cd42bc3140279f2a8415b438d5ff5a.jpg)
(2018年3月)
準備完了、発車案内は調整中。
写真11. 地下3階へは仮設階段で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/6d/604fc2750d919568713b5bbee074ce94.jpg)
(2018年3月)
地下2階のホームは島式。地下3階へは線路を渡ってから仮設の階段で下るようになっていました。
仮設とは言えエレベータも。
写真12. 渡り通路から
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/10/4582c688c1b0f4eaaa79c841db17a5eb.jpg)
(2018年3月)
こんな写真ももう撮れません。
写真13. 仮設階段跡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/83/73d8e6297d5e1cdb1d0e4234b07aa53a.jpg)
(2018年4月)
複々線化後は渡り通路は撤去され仮設階段もエレベータも使えなくなりました。
今後、写真の部分はコンクリートで塞ぐらしいです。
写真14. 地下3階の仮設ホーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/63/d9398a537269e8649498194fad1172f1.jpg)
(2018年3月)
もうすでにこのホームに行く術はありません。
このホームも撤去されるようです。
世田谷代田駅は各駅停車しか停まらないとはいえ、非常用ホーム(&通路)として残しておくことは考えなかったのでしょうかね。
写真15. 世田谷代田駅構内案内図(3月3日から)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/06/97adb6aa08084cd2c86a9704aaec4494.jpg)
(2018年4月)
ホーム階が地下2階になっています。ホームも島式です。
<梅ケ丘駅>
梅ケ丘駅は一足先(2004年)に複々線化されています。
東北沢駅から世田谷代田駅までは地下駅ですが、梅ケ丘駅は高架駅になっています。
写真16. 渡り線を通って入線する各駅停車
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d0/996e23339c00535717c19607d5bf05d6.jpg)
(2018年3月)
上り線の出発信号機にはバッテンが。
写真の奥には地下からの出口見えます。
写真17. 渡り線も無くなっている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a3/11bcce1f07c0bbebab711d8dcc124197.jpg)
(2018年4月)
複々線化から2週間ほどしか経っていないのですが、すでに渡り線は撤去されていました。
写真18. おまけ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/be/cb639614b4bf0a73e70c00096757e67d.jpg)
(2018年4月)
「あさぎり」を改名して3月17日から登場した「ふじさん」。
先日(4月)の乗車時は70000形(GSE)の目撃を期待したのですが今回は残念ながら遭遇できず。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます