きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

羊蹄丸の船内

2011-10-10 | 縁側
先日、船の科学館の閉館について書きました。(船の科学館が閉館!?

屋外に係留されていた羊蹄丸は9月30日で展示が終了してしまいました。
たまたまその最終日に友人が船の科学館に見学に行き、船内の写真を提供していただきましたので、数枚をご紹介します。

写真1. 車両甲板


車両甲板には、実際に車両も置かれていました。
先日、記憶を頼りに「DD13と旧型客車」とご紹介しましたが、実際のDLはDE10でした。

写真2. DE10 30


この展示は単に車両だけでなく、乗客をはじめ数多くの等身大の人形により当時の雰囲気を再現していました。

写真3. 人形の運転士と・・・


停止位置を合図する係員も人形。

写真4. 青森駅の時刻表の再現


再現、ということではモチーフは当時(っていつのことだ?)の青森駅です。
駅の時刻表もありました。これで全列車なんでしょうか。

写真5. 客車はスハフ44


客車はスハフ44でしたね。

さて羊蹄丸は無償譲渡されるそうで、新たな行先は10月中にも決まる見込みです。
羊蹄丸本体もそうですが、船内のDE10とスハフはどうなるんでしょうかね。

(掲載した写真は全てUH氏撮影/撮影日:9月30日)

最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なにわ)
2011-10-10 10:03:16
常磐線回り1202列車があり、接続欄に五文字の表示があるので、「進駐軍専用」とすると、1952年9月以前、急行列車に名前がないことからすると、1950年ごろと想定されるのでは無いでしょうか。

実際の列車配列かどうかは、復刻版時刻表か、てっぱくで古い時刻表を読めるかどうか知らないので、国会図書館で調べないといけないでしょうね。雰囲気は出てますが。
返信する
羊蹄丸 (梅屋敷)
2011-10-10 15:07:55
洞爺丸事故から 客車を乗せることは中止されたみたいです。どこに譲渡されるのでしょうか?
返信する
スハフ44 (Satokawa)
2011-10-10 21:02:25
この客車、北海道専用ですね。JR北海道あたりは喉から手が出るほど欲しいんじゃあないでしようか? あれだけあって全部解体しちゃったくせにねえ(爆)

ちなみにこのスハフ44 25、国鉄末期の昭和61年3月の配置表では函館運転所所属の現役車両だったみたいです。
返信する
Re: (ぐりれ)
2011-10-10 22:09:04
なにわさん、こんにちは。

いつも詳細な考察、ありがとうございます。
写真を拡大して見ると、1202列車の部分の最下段は接続線名として「東海道本線」と記載されています。
だからと言って、いつ時点の時刻表を再現しているのか私には分かりません。
返信する
Re: 羊蹄丸 (ぐりれ)
2011-10-10 22:14:20
梅屋敷さん、こんにちは。

客車航送は戦後から洞爺丸事故までの10年足らずだったみたいですね。

> どこに譲渡されるのでしょうか?
譲渡の仮申込は35件あったそうです。
意外に多いですね。

返信する
Re: スハフ44 (ぐりれ)
2011-10-10 22:21:00
Satokawaさん、こんにちは。

> JR北海道あたりは喉から手が出るほど欲しいんじゃあないでしようか?
 って、客車の方ですか?連絡船の方ですか?

> 函館運転所所属の現役車両だったみたいです。
写真1の右の方、妻面の表記には「58-1 五稜郭車セ」と書かれています。
あれ?この「58」って、昭和で良いんでしたっけ??
返信する
Unknown (JB)
2012-03-25 23:57:25
>>Satokawaさん
北海道にてC62ニセコに使っていたスハフ44は解体されてませんよ?
1両はスハシ44として現役ですし、残りは民間に譲渡されて現存してるはずですよ。
返信する
Re: (ぐりれ)
2012-03-26 22:04:41
JBさん、こんにちは。

まだスハフ44が残っているのですね。
北海道となると見に行くのも大変です。

そう言えば昨日、羊蹄丸が愛媛に向けて曳航されていったようですね。
返信する

コメントを投稿