いきなり個人的な話しで恐縮ですが、新型コロナ以前は、出勤日の昼食は自宅から持参するお弁当か外食で、その割合は半々程度。それが緊急事態宣言以降はほぼ100%お弁当持参になり今に至っています。
わが家の経理規程(?)では外食はワタシの小遣いから、お弁当は家計(食費)からの支出となってまして、その結果、4~5月の決算ではワタシの小遣い会計にささやかながらゆとりが(^^♪
そのゆとりがコキに化けているわけで・・・(笑)
閑話休題
つい先日コキ5500の2両を完成させたばかりですが、さらに2両の製作を開始しました。今回もまたパンケーキコンテナさんのペーパーキットで、実車になぞらえると前回が試作、今回は量産試作と言ったところでしょうか。
以下、前回との違いを中心にレポートします。
今回は組立て前にサーフェイサーを吹いて表面処理をしました。前回は組立て後でした。
写真1. サーフェイサーを吹きました
さて今回使用したサーフェイサーはタミヤのオキサイドレッドという色調のもの。
最近はピンク色とかサーフェイサーもカラフルになってきましたね。
サーフェイサーを吹く前に端梁の角をちょっと切り取りました(写真の黄丸部)。
写真2. 今回使用したサーフェイサー(左)
表面処理は表面(完成後目に触れる側)はサフェ吹き・研磨を2度行い、裏面はサフェ吹き1回のみで。
このサーフェイサー、説明書きには「戦車のさび止め塗料の色調を再現」とあり、塗ってみるとほとんど赤3号。コキにはこのまま行けるんじゃないか、って感じです。
表面処理が終わったらいよいよ組み立てです。
組み立てにあたっては、キット付属の説明書に、前回組み立てたときに気づいた点や失敗したことから、一部の手順を入れ替える等の改訂を加えました。
写真3. 改訂版組み立て説明書
図入りの新説明書です(^^ゞ 上の方に見える図はSatokawaさんからアドバイスでいただいたもの。瞬間接着剤をしみ込ませるポイントが図示されています。
手順の変更点は、たとえば側板(?)の組み立て。オリジナルでは手順①で2枚の側板を貼り合わせてから横桁を組むようになっていましたが、私は内側板だけで組み立てていき、最終工程に近いところで外側板を貼るようにしました。こうすることで横桁の接着がしやすくなるかなあ、と思ったので。
写真4. 横桁を組んでから外側板を貼ります
手順以外にもワンポイントアドバイス的なことも追記しました。
たとえば前回失敗してしまったナットの埋め込みとか。
写真5. 天板(床板)を貼ります
側板(主桁)と横桁を組立ててから天板(床板)を貼ります。天板にはコンテナ締結装置を避ける穴が開いていますが、微妙にキツく前回は床板が波打ってしまいましたので、今回はカッターで少し穴を拡張してから貼ります。もちろんナットの埋め込みも忘れていません。
写真6. 次は塗装
今回はなんと2日でここまでできました。1日目はサフェ吹き・表面処理。翌日に組み立て。組み立ては1両1時間半程度で組むことができました。
というもののまたまた天候のために本塗装は足踏み。塗装は今度の週末、かな?
で今回は台車も同時進行で組み立てています。
台車はノーマルなグレーのサーフェイサーで表面処理し、軸受にメタルを挿入しています。
写真7. 色味の比較
ここでサーフェイサーのオキサイドレッドと赤3号の色味の比較です。
写真は上から、第1弾のコキ5500(ジェイズの赤3号)、中段が今回のオキサイドレッド、下が天賞堂のコキ5500です。肉眼では天賞堂の赤3号に近い感じです。
本塗装もこのサーフェイサーを上塗りするというのも「有り」かななんて考え始めています。微妙に色合いが違った方が本物っぽいしね。
オキサイドレッドのプライマー、なかなかヨサゲですね。色味から上塗りにも使えそうと言う事ですが、一点注意事項があります。そもそもプライマーとうたっていますので、硬化した塗膜でも研ぎなどを考慮して上塗り用の塗膜に比べて柔らかい仕上がりになり、キズが付きやすいです。色味がOKでしたら、念のためにクリヤーをサッとひと吹きして表面塗膜を保護することをおすすめします。
上塗り塗料と言うのはソリッドカラーでも塗膜を硬化させるために、最上層にはクリヤー樹脂成分が浮き上がるように設計されているんですが、プライマーにはそのクリヤー樹脂成分が無いので、その様な状況になります。
塗料は塗料屋さんの言う通りの目的で使用することをおすすめします^_^
このサーフェイサーは模型屋でたまたま見かけたので興味本位で買って使ってみたのですが、思いのほか色味が良かったのでついつい・・・
ナンバーをインレタで貼るのでクリアは吹くつもりでしたが、やはりサーフェイサーは下地ということなんですね。シロウト丸出しでお恥ずかしい。
おとなしく「塗料」を上塗りします。
> 自分でも作れるかも・・・・
作れます!
少なくともこのキットに関してはなにも難しいところは無いと思います(って他のペーパーキットを知らないのですが)。
> 自分はJRコンテナ沼にはまっています。
水辺には近づかないようにしています(笑)