蕎麦の花は満開。蕎麦の茎はか細くてピンク色。
楽しんで眺めていたら そばがきが食べたくなって
そば粉を買って来た。
終戦後 そば粉が手に入るようになってからは
母が蕎麦がきを作ってくれた。久しく蕎麦がきを忘れていたので
分量の見当がつかない。25gのそば粉に熱湯を入れて
お箸でかき混ぜるだけ。小さなお鍋を火にかけながらやってみた。
それを砂糖醤油と わさび醤油で食べてみた。
昭和の少女は なつかしさもあって美味しく食べました。
食べながら思い出したのは 温泉地の由布院の蕎麦屋で
友人と食べた蕎麦がき。待っている間お鍋をかき回す
カタカタ カタカタの音。でもそれをどんな味でたべたかは
記憶に無い。
そば粉で作るクレープが ガレット。
そば粉でいろいろやってみたいおばあちゃんです。
水甕の同人だった母が詠んだ歌に
帯状に白く日暮れをこばみいる
蕎麦の畑はまだ光吸う