瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

歌え!!アニソン!!~Dr.スランプ アラレちゃん~

2007年04月30日 23時27分41秒 | アニソン
――天才、現る。





――ポポポンポポポンポポンポポポポン♪

チャチャッチャチャ♪チャチャッチャチャッチャチャチャ♪チャチャッチャチャ♪チャチャッチャチャッチャチャチャ♪

――キキィッ!!――ドシン!!!!

チャチャッ♪チャチャッ♪チャチャッ♪チャチャッ♪チャチャッ♪チャチャッ♪チャチャッ♪チャチャッチャ♪

――グォォォ…ア!!!――ポン!――ガシーン!!!!

ヂャヂャッヂャヂャ~ヂャッヂャ♪――ポポポン♪

ヂャヂャッヂャヂャ~ヂャッヂャッヂャッヂャッヂャ♪

来ったぞぉ~♪ 来・た・ぞ♪ ア~ラレちゃ・ん~♪

――パララッ♪

キーンキンキンキンキンキン♪

テケテケテッテンテーン♪

――パララッ♪

ピ~ピピッピプッペッポ~♪ ガッ・ちゃん・も♪

――シュルルルルルゥ~~♪

ゆぅめの爆弾♪ 打上げろぉ~♪

お~日様ニッカニカ♪

ブタさん…? 「あ…!えと…!え~とぉ…!」

――チャチャッチャチャッチャ♪

みぃ~んな集ぅ~まれ♪ ペンギンむぅらぁにぃ~♪

どぉ~んな・コ・ト・がぁ~♪ 起るかなぁ~♪

それ行けイッシッシッシ♪ お・た・の・し・み♪

――ッチャチャチャン♪


みぃ~んな集ぅ~まれ♪ ペンギンむぅらぁにぃ~♪

どぉ~んな・コ・ト・がぁ~♪ 起るかなぁ~♪

それ行けイッシッシッシ♪ お・た・の・し・み♪

――ッチャチャチャン♪

ピッピッピィ~ピピッピィ~~♪

ピィ~ピピッピピッピィ~~♪

ピィ~ピピッピピッピッピィ~~♪

ピピッピピッピッピィ~~~♪

パァ~パパァ~パパッパァ~~~♪

パァ~パパァ~パパッパァ~~~♪

パァ~パァ~パ♪パッパッパッパッパァ~~~~~♪

――チャン♪

「んちゃー!!!」





1981年4/8~1986年2/19日迄、フジ系で放送されたTVアニメ。
制作は東映動画(現、東映アニメーション)。

OPタイトルは『ワイワイワールド』、作詞は河岸亜砂氏、作曲は菊池俊輔氏、編曲はたかしまあきひこ氏、歌ってるのは水森亜土氏&こおろぎ’73の皆様。

放送当初、ブタさんの台詞は「ホーホケキョ!」だったと記憶してるのですが、自分が持ってるビデオではこの台詞パターンだったもんで、そっちを書かせて戴いた。


原作は鳥山明氏が『週刊少年ジャンプ』で1980年5・6合併号~1984年39号迄連載した少年漫画。
氏にとっての連載デビュー作でも在ります。
原作の正式タイトルは『Dr.スランプ』で、これは当初作者が決めてた主役は「則巻千兵衛」博士だった事から。
が、その後担当に就いてた鳥嶋氏(←千兵衛博士のライバル、「Dr.マシリト」のモデルにもされた御方)から、「こっちの女の子を主役にした方が良い」と言われて変更、「アラレちゃん」が主役になったそうな。
アニメではその辺り更に強調が入って、タイトルに「アラレちゃん」が付けられたのでしょう。


紹介する必要も無い程有名な漫画ですが、一応粗筋説明すると――


ペンギン村に住む「則巻千兵衛」と言う天才発明博士が、或る日超高性能アンドロイドの女の子を創り出した。

博士はその子に「則巻アラレ」と言う名前を付け、自分の妹として皆に紹介する。

アンドロイドらしくスーパーパワーを秘めたアラレちゃんは、毎日村の皆を巻込みハチャメチャな騒動を繰広げる。

でも「アラレちゃん」の正体については内緒。

皆の前では普通の元気で可愛い眼鏡っ子という事に――


――していた筈だが、後半はバレてたっつうか、はっきり言ってどーでも良く思われてたんじゃと。(人外キャラばっかになっちまってたし)(笑)


この作品が漫画&アニメ界に及ぼした影響は大きかったでしょうね~。
それはこの作品以降に発表された漫画絵&アニメ絵の傾向を見れば解る。

それ迄少年漫画界の主流は劇画だったのですよ。
しかし『Dr.スランプ』登場後は、劇画離れが急速に進んで、コロコロした絵の作風が流行り出してるんです。
これは同じ頃絶頂期を迎えた「高橋留美子」氏の作品からの影響も強いでしょうが。

多分両氏の作風は、少女漫画界にも影響を及ぼした…今みたく男女問わず少年漫画が人気有る状況を作ったのは、『うる星』や『Dr.スランプ』じゃないでしょうかね~?(2作が発表される以前より、潜在的な少年漫画の女性ファンは居ましたが、より裾野を広げた元じゃねーかと)
両氏とも男女両方から受ける画風ですから。

この辺り、『うる星』の回で改めて語りたい所存。


兎も角アニメ化する以前より、『Dr.スランプ』は物凄い反響を呼んでたんですよ。
自分も単行本の表紙を一目見た瞬間、手に取って買っちゃいましたもん。
んで帰って母親に見せた訳ですよ。
「面白い漫画が出てたから買って来た!」っつって。
したら母から「私も面白い漫画買って来たのよ」なんて言って見せられた漫画は、見事同じ『Dr.スランプ』1巻だったという。
…結局1冊本屋迄返品しに行きました。(笑)


アニメ化に際しては多数の製作会社&TV局が名乗りを上げ、権利を勝ち取ったのが東映動画(現、東映アニメーション)&フジTVだったそうな。

ウィキペディアに載ってた記事によると、最初ジャンプ編集部側としては、「アニメ化しちゃったら、ファンはアニメばっか観るようなっちゃって、漫画売れなくなるんじゃ?」と懸念してたらしいんすが、いざアニメ化してみたら物凄く漫画もジャンプもバカ売れのウハウハ儲けで笑い止らず。
以降味を占めた編集部は、自雑誌の連載作を率先してアニメ製作会社に売り込むようなったと…云わば諸悪の根源である訳だ。(笑)

そうして始まったアニメは、空前の大ヒットを飛ばしましてな。
人気絶頂だった頃には、あの『サザエさん』の平均視聴率でさえ、楽々超えてた位ですもん。
最高視聴率36.9%ですよ!!…今じゃ容易に超えられない数字ですな。

んでまぁ、前述した通り、漫画界だけでなく、アニメ界にも絶大な影響を及ぼした。
『Dr.スランプ』、そして同じく1981年~放送されたアニメ『うる星やつら』以降は、2作以前に放送されてたアニメの画風とは明らかに違う。

「芦田豊雄」氏等、アニメーターさんの中でも、鳥山氏の画風に影響受けたと思われる方は多い。
『Dr.スランプ』は『うる星やつら』と共に、アニメの転換点でも在った作品だったんではないかな~と自分は考えるのです。


余談ですが…このアニメ作品、背景班はすっげー楽だったらしい。
舞台殆ど動かないから。(だとして『サザエさん』も楽でしょうがないだろうな~)(笑)




参考)…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&東映公式サイト。
コメント (2)
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