瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

アニメ感想~クリィミーマミその2~

2007年11月28日 21時53分42秒 | 漫画&アニメ
肝心のアンテナ切れちゃってますが…ってか首輪、公式サイトで見たら赤でした。(汗)↑


その1の続きです。



・第12話 スタジオは大停電! 脚本○ 演出○ 作画△ 総合○

――台風近付く中、マミのCMを撮影する為訪れたグレートスタジオには、幽霊が出るという噂が流れていた――

…予告観た時はもっとオドロオドロシイ話かと想像してたんすが、実際にはお約束的コメディでした。恐い話好きな人間としちゃ、ちょいとがっかりした記憶が有る。いや面白かったけどね。めぐみさんのカントリースタイルが可愛い。しかし車と梅干の差はデカイ…怒るのは当然でしょう。(笑)車内だからってんで、控え目なアクションで変身するとは芸が細かい。所で俊夫君…熱意は解るが撮影所に無断で侵入する行為は犯罪だと思うぜ。(笑)これに限らず…誰か叱ってやって下さい。(笑)


★第13話 鏡のむこうのマミ 脚本△ 演出○ 作画○ 総合○

――遊園地のショーに出演する為、ミラーハウスの中で変身した優。しかし鏡に囲まれた中魔法を使った事で、もう1人のマミが現れてしまう。鏡の中から現われたマミは、周囲を困らせる様なスキャンダラスな真似ばかりする。立花社長が好きだと記者達の前で発言したり、セクシーな写真を公開したり…。ミラーハウスで変身した事により、マミのドッペルゲンガーが生れたのだと気付いたネガは、優へサイン会に現れずこっそり見張ってるよう忠告する。ネガの読み通りサイン会に現われる鏡のマミ。その前に立塞がる本物のマミ(優)。ファンの前で2人のマミが激突する――

…つまりスタッフがマミのお色気シーンを描きたくて作った回って事ですね!?(笑)アニメーターが気合を篭めて描いたと思しき、危ういセクシーショットに目を凝らせ。(ビキニの紐を外して「うっふんv」なポーズが私は好きだ)(笑)「俺…女の子が信じられなくなった…!」と落込む俊夫君が、如何にもファンって感じします。そりゃ~ショックだよなぁ、憧れのアイドルがそんな仕事しちゃ…。

ポジ「優ちゃん、こんな仕事したっけ?」
優 「する訳無いでしょ!!!」(←赤面しつつ)

このシーンには笑った。(笑)

この回に出たマミのサイン…子供の頃、書くの練習しました。(恥)
字体が可愛く思えたもんでね~。(照笑)


★第14話 私のMr.ドリーム 脚本○ 演出○ 作画○ 総合○

――10年に1度、地球に近付く大型彗星『ドリームコメット』。

「ドリームコメットには『Mr.ドリーム』と言う名の紳士が住んでいて、色々な星の子供達に夢をプレゼントして回っている」

幼い頃に父親から聞いた御伽噺を、優はずっと信じ続けていた。
その『ドリームコメット』が地球に近付く…きっと自分の所に来てくれるに違いない。
はしゃぐ優を、しかし俊夫は子供だと笑うばかり。
怒った優は、Mr.ドリームの存在を証明してやろうと、寝ないで待つのだが――

…(好みの問題は置いといて)こういう「イイ話」系を書かせたら、島田満おぜう様の右に出る人間は居ない(かも)。加えて望月氏のテンポ好い演出と、後藤氏の美しい作画…文句無しに傑作でしょう。秘密のパーティも楽しいけど、舞踏会のシーンがとても幻想的。透明人間の楽団が雰囲気出してます。

同じファンタジーを描いてるにしても、モモはメルヘン、マミはシュールなんですよね。
モモの場合「幻想の世界は人間の世界と同次元に在る」んだけど、マミの場合「次元を異にして隣り合ってる」みたいな。
「秘密のパーティに向う優達を追い、俊夫が着いたのは、無人の駐車場だった」…というシーンを観てて感じた事でした。

シンデレラのドレスを纏った優が可愛い。
マミが出ないのは、子供の頃残念に感じたけど…。
それにしてもパルテノンプロのセキュリティは大丈夫なのか?
簡単に侵入されるようじゃ不味いだろう。(汗)


・第15話 虹色の天使 脚本△ 演出△ 作画△ 総合△

子供番組らしからぬ、物凄いマニアックな話でした。(笑)別にマミに変身する必要無かったと思うんだが…。魔法ステッキでチャンチャンバラバラやるシーンには笑ってしまった。アイドルにそんな事させて良いのか?(汗)「深夜人家に人気アイドル侵入、物の怪とチャンバラごっこ」なんてスキャンダル記事を書かれたらどうすんだ。最終回を観ると、妖精ビーノは吉野のおじさん宅で仲良く暮してるらしい…なんて良い人なんだ、吉野のおじさん。流石は元平和の妖精である。


・第16話 海に消えたメモリー 脚本△ 演出△ 作画△ 総合△

フィンランド国王の皇太子だったなんて、観ただけじゃ解らんかったわい。(日本人じゃなかったんですか…)

「15歳になったら王位を継がなくてはならず…それで彼は6年前、優を王妃にする誓いをイルカ像に刻んだのだった。」

…へ~~、そんな思惑が……。
公式サイトに有る粗筋を読んで知った新事実。
最近ネットで視聴したんですが…そこまでの説明は出んかったぞ。(笑)


・第17話 時のねむる森 脚本× 演出△ 作画○ 総合△

…「絵を上手く描ける森」というのには憧れるが、オチが戴けない。あれだけ必死に連れて帰ろうとした優なのに、「彼女は向うで生れ変ったのだ」とラストであっさり諦めるっつうのが理解出来ない。一体この回は何が言いたかったのだろう…?(汗)


・第18話 ざしきわらしの冒険 脚本△ 演出○ 作画△ 総合○

――番組収録の為TV局に出かけた優は、そこでザシキワラシと出会い、意気投合したのでした。

…ザシキワラシと言うより、『うる星』のアメフラシにキャラデザが似ている。(笑)(ちなみに元デザインは、もちっと可愛い感じだったらしい)こういう「TV局内で騒ぎを起して、番組をしっちゃかめっちゃかに荒してく」というパターンの元祖は、もしかしてマミだろうか?(だとしたら偉大な功績)後にママ4やケロロでも似た様な話をやっていたと記憶している。


★第19話 マミの一番長い日 脚本○ 演出○ 作画△ 総合○

――クリィミーマミの新曲キャンペーンコンサートが開催される日…しかし木所はCF撮りの日と間違えて、マミを新島へ連れて行ってしまった。立花に怒鳴られ慌てて帰ろうとするも、乗って来たセスナは帰ってしまった。運良く途中で巡業に使われてたキャンペーンカーに乗り、マミと木所は東京へ急ぐ。しかし渋滞を避けようと入った山道に迷った末、キャンペーンカーは崖から落ちて大破。それでも箱根迄なんとか着いた2人。だが災難は果てしなく続くもの…マミは箱根芦ノ湖遊覧船に誤って乗り込んでしまい、木所と離れ離れになってしまう。果たしてマミは無事コンサートに間に合うのか!?

息吐く間も無く襲い来る災難劇が面白い!!
乗り物繋ぎで進む展開は、さながら西村サスペンスの世界。
演出より作画より、今回は脚本の力を感じた。
担当したのは伊藤和典氏&満おぜう様。
テンポの良い展開からは伊藤氏のカラー、めぐみさんを始め皆が妙に良い人に描かれてるトコからはおぜう様のカラーを感じる。(笑)

8話で派手派手しく登場したステージカーが、あっさり大破しちゃったのには度肝を抜かれた。
…当初「モモに似てる」とファンから叩かれたアイテムが、どんどん変更してくのは面白い。(優のブーツ型靴下、ステージカー、そしてクリィミーステッキ)(笑)

芸能人のクセして持ち歌がやたら少ないマミ…だがしかし、彼女はまだ良い。
めぐみさんなんか「ラストキッスでGOOD LUCK!」1曲のみだもんなぁ。
1年間それだけで持ち堪えるんだから凄いよ。(笑)

放映したばかりの頃は着た切り雀だったマミですが、この回からバラエティ溢れるステージ衣装を纏うようになりました。


★第20話 危険なおくりもの! 脚本△ 演出○ 作画○ 総合○

――ファンレターの整理をしていた木所は、ファンからマミ宛に届いた指輪を興味半分に嵌め、取れなくなってしまって焦る。実はその指輪は、トンガリ王国が代々生贄の儀式に使用しているという恐ろしい物だった。指輪を狙って来日する呪術師とその部下達…マミと木所達に危険が迫る…!

脚本に無理を感じなくも無い…のだが…。(特に終盤は正直意味解らん)
それを補って余り有る望月演出&後藤作画の良さ。
ネタバレして御免だが、オチで消えた御婆は、最終回に向けて復活する。
当時はそんな設定考えてなく…終盤になって思い付いた咄嗟のアイディアだったんだろうな~。(笑)
レコーディング場面がノリ好くってナイス♪
数有るマミ変身シーンの中でも、この回に登場したものが、自分はいっちゃん好きだったり。


・第21話 かわいい恋のパーティ 脚本△ 演出△ 作画○ 総合○

…誤解するより先に、不審を抱くと思うのだが…。(笑)
めぐみさんの姦計も行き当たりばったりに感じられたし…少し脚本の強引さが目立ちました。
甘いラブストーリーが好きなら、面白く観られるかもしんない。



…前半はモモよろしくファンタジー話が多かったマミ。
しかし後半に進むとその傾向は薄まります。
これはアレだ…人気アイドルで在るマミがファンタジー世界に居ると、浮いちゃうからだろう。(笑)
アイドルになる魔法って、表現が制限されてしまい、微妙かも。
メイン脚本家の伊藤氏としては、ファンタジーをもっと書きたかったらしいのですがね~。



【続】
コメント
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