瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

桜橋~神田川を下る旅~その5

2021年05月10日 00時20分29秒 | 旅の覚書
「桜橋~神田川を下る旅~」なんてシリーズ名付けときながら、4回に渡るまでちーーーっとも神田川を下らずに済みません。(汗)
これぞ正にくだらない旅――くだらない上に詰まんない駄洒落こいて済みません。
神田川を下らずに第5回まで来てしまいましたが、いよいよ源流を出発し川の最下流を目指します。
前回で「井の頭恩賜公園」編は終了、今回より漸く本編スタート(汗)――ちなみに撮影日は去年の3月14日頃です。


源流から数えて1番目の橋…「水門橋」
神田川の始まりに架かる橋です。
橋名が刻まれた標の側には、下記の案内文が記された立て札が在ります。

「ここが神田川の源流です
 神田川は善福寺川、妙正寺川と合流して隅田川に注いでいます」

妙正寺川は今年の春に下ってきました。
その内、写真をここにアップする予定です。
善福寺川は未だ…次は善福寺川沿いに道を踏破せねば。
 
↑PC画面で観て左側の写真は、水門橋上より井の頭公園方面を向いた景色。
前方に見える池は「ひょうたん池」、その後方に広がるのは「井の頭池」です。
2013年から3回に渡り行われた、井の頭池の掻い掘りの成果が出て、池の水は底が見えるまで澄んでいました。

反対向いて撮ったのが右側の写真、ここから川の流れが始まります。
大きな石がゴロゴロ積み重なり、さながら天然の小川ですが、橋の真下を覗くと水量を調整するバルブと管が見えます。

 
源流から数えて2番目の橋…「よしきり橋」
こちらも素朴な木製に見えながら、実はコンクリート製の橋だそう。
付近に橋名の表示は無いですが、神田川の橋を地図で確認すると、「よしきり橋」の名で表示されます。
橋の上を走る京王井の頭線が、川辺の景色に趣きを足しています。
…後出しになりますが、神田川に架かる橋を数えるにあたり、原則として固有の名前を持つ人道橋に限ります。
そう言いながら、多少の例外は有るかもしれません。(汗)
 
↑左(スマホで観た場合は上)の写真は、よしきり橋上より上流側を向いた景色。
右(スマホで観た場合は下)の写真は、よしきり橋上より下流側を向いた景色。
どちらの眺めも田舎の原風景を想起させ、和みます。
和むと言えば、2018、2019年に訪れた際、この橋の側に小さなお地蔵様が建っていたのに、2020年春に訪ねた時は無くなっていました。
――お引越し!?まさか取り壊された!?(汗)
自分の見落としではないと思う…橋を通る人皆、「あれ?ここに立ってたお地蔵様は?」って口々に話してたから。
まさかコロナの災厄は場所を動かされたお地蔵様の祟り……なんてのは悪い冗談ですが(汗)、お地蔵様の現在の居場所が気になります。
ご存知な方いらっしゃいましたら情報プリーズ!

 
↑京王線鉄橋の下を潜って、下流に向かい、次の橋へ。
鉄橋から離れると、遊歩道は赤土に変わります。
 
↑公園敷地内を流れる川には柵が無い為、子供達が自由に水遊びを楽しめます。
 
↑この辺り、公園の地図を確認したら、「三角広場」と呼ばれる場所だそう。(写ってるのは「夕やけ橋」)↗
土手に上がるとピクニックが出来るくらい広々とした場所になっていて、家族連れで遊びに来た人達がピクニックシートを敷き、お弁当を食べていました。
対岸で二胡の様な楽器を弾いてる人も見掛けました。
広いから楽器を弾いても煩く思われず練習し易いのでしょう。
池の周りに比べ桜の本数はかなり少ないですが、春の花があちこちに咲いており、人混みを避けて花見するにも良い場所です。


源流から数えて3番目の橋…「夕やけ橋」
夕焼け小焼けで日が暮れて♪…で始まる童謡を思い出させる橋名。
しかし調べたら、井の頭公園近くの三鷹駅前に建つ歌碑には、「赤とんぼ」の歌詞が刻まれてるらしい。
作詞者の三木露風が三鷹に住んでた事から、三鷹市では夕方を知らせる音楽が「赤とんぼ」らしいのです。
も少し下流の杉並区だったら「夕焼け小焼け」だったんですが…惜しい。(←何がだ)
そういう訳で、この橋の前に立ったら、「夕焼~け小焼け~の♪ 赤と~ん~ぼ~♪」の方を思い浮かべるのが正解かも。
 
↑左は夕やけ橋上より、上流側を向いた景色。
水遊びする童の姿が微笑ましい。
石の上を歩いて対岸に渡れるのは、この辺りまででしょう。

右は夕やけ橋上より、下流側を向いた景色。
護岸が徐々に高くなってってるのが解ります。
神田川の自然なせせらぎを守る為、護岸は石を積み組まれています。


源流から数えて4番目の橋…「神田上水橋」
井の頭公園の出入口に架かる橋との事で、この橋を分岐点に、上流側は雑木が、下流側は家が建ち並びます。
 
↑2枚とも神田上水橋上より上流を向いた景色。
公園の敷地の側に建つアメリカンハウス調の白い家1階は、欧州から輸入した雑貨を売るショップになってました。
2階は普通の住居と思われ…新型コロナが流行する今、閉めてないか少し気になる。(何時か寄ってみたいと考えてた場所なので)

↑こっちは神田上水橋上より、下流を向いた景色。
川を挟んだ両脇には一戸建ての家が建ち並びます。
川床には湿地を好む草がぼうぼうに繁ってました。

コメント
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