瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

桜橋~神田川を下る旅~その7

2021年05月18日 00時21分09秒 | 旅の覚書
今回は神田川を下る旅〜その6の続き…狭い地域限定の話題で済みませんが、「アド街」のマイナー街回を観る感覚でお読みください。(汗)
最近の「アド街」は視聴率を意識してか、マイナーな街をあまり採り上げなくなったけど。
尚、撮影日は2020年3月14日頃です。(緊急事態宣言前に取材した事を強調するテレビテロップの様に;)

源流から数えて12番目の橋…「都橋」
京王井の頭線「久我山駅」前に架かる歩行者専用橋です。
欄干が覆ってあるのを見て、工事が近いと考えてたのですが、その後3年放置されたままなので、地味に気になってます。
一体、何が理由で覆いをしてるのか…謎が解ける日は来るのでしょうか?
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、都橋の上より上流側を向いた風景になります。
左岸と右岸で高低差がかなり有るのが見て取れるかと。
左岸には「久我山中央緑地」と呼ばれる公園が広がっており、右岸の団地住民の憩いの場になってるもよう。
久我山中央緑地は前回紹介した「宮下橋公園」と遊歩道を通じて繋がっています。
そのため現地を歩いてると、川沿いに続く1つの公園に見えます。

PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、都橋の上より下流側を向いた風景、
川床側の繁みには前回触れた黄色い花…黄菖蒲の様な、違う様な…何と言う花か気になります。

 
源流から数えて13番目の橋…「久我山橋」
都橋と同じく京王井の頭線「久我山駅」前に架かる橋。
人見街道と岩通通りが交差するこちらは車と人の往来が活発で非常に賑やかです。

↑「久我山」駅南口最寄り…周辺は昔ながらの店が建ち並ぶ商店街になってます。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、久我山橋上より上流側を向いた風景、
主婦の味方のスーパー「サミット」の看板が目立ちます。
買い物や通勤の途中で一息入れられる様にか、橋にはテラスと席が設けられてます。

PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、久我山橋上より下流側を向いた風景、
川床が水上花壇の様に独特な形状をしている、初夏の花が満開になる季節は更に美しい眺めかも。


源流から数えて14番目の橋…「清水橋」
清水橋から京王電鉄専用橋間は右岸側の道が途切れる為、上流から下る場合は左岸側のルートを選びましょう。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、清水橋上より上流側を向いた風景、
久我山駅周辺の賑わいを遠目で感じる風景です。

PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、清水橋上より下流側を向いた風景、
右岸は次第に鬱蒼とした竹林に変わります。
一方の左岸は京王電鉄富士見ヶ丘検車区になります。
 
↑カラフルな車両が目に付く清水橋~京王電鉄専用橋間の遊歩道。
2019年記事でも書きましたが、井の頭線の車両は全部で7色、レインボーカラーでコーディネートされています。
これは無機質な印象を持たれがちなステンレス車両を、色のバリエーションでイメージ和らげようとした為だとか。

↑清水橋~京王電鉄専用橋間遊歩道にて、下流を向き撮った写真。
2つの橋間ながら、枝振りの良い桜が続く並木道です。
 
↑こちらは反対に上流を向いて撮った写真。
桜だけでなく、遊歩道の両脇に続く花壇も綺麗。
清水橋~京王電鉄専用橋までの短距離ではあるけど、「上流から歩いた場合の神田川第二お花見コース」に推したい。
ちなみに今回紹介するコースで桜並木はここだけ…他はポツポツ植えられてる程度です。


源流から数えて15番目の橋…「京王電鉄専用橋」
京王電鉄富士見ヶ丘検車区に社員が出入りするため架けられた橋です。
欄干がガードレールなのが面白い。
本当は無名の橋なのですが、あまりに個性的で紹介せずにいられませんでした。
大目に見てください。(汗)
尚、橋名は私が神田川を巡る際に参考にしたサイト様に準じてます。(→http://www.kanda-gawa.com/guide/top.html)
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、京王電鉄専用橋上より上流側を向いた風景、
桜が満開時の橋からの眺めは最高。
陽当たりが良い場所なのか、ここだけ開花の進みが極端に早かったです。

PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、京王電鉄専用橋上より下流側を向いた風景、
小山から見下ろした様な眺めです。
京王電鉄専用橋は周辺で最高地に架かる為、まるで見晴台に立ってる気分になります。

↑京王電鉄専用橋~月見橋間遊歩道より下流を向いて撮った写真、途中一本桜が植えられた緑地が在ります。
左岸には2020年6月に一部開園したばかりの「都立高井戸公園」――自分が訪れた際には未だ造園途中でしたが――が広がります。
今度訪れたら清水橋~京王電鉄専用橋まで両岸ともに遊歩道が続いてるかもしれない。


源流から数えて16番目の橋…「月見橋」
井の頭線「富士見ヶ丘駅」側に架かる橋です。
橋の上を富士見ヶ丘通りが渡る為、久我山橋程ではないですが、人や車の往来が盛んです。
車道と歩道を分ける境界に並ぶプランター花壇は、学校名と生徒の愛称を記した札から察するに、近隣に在る中学校の生徒達が育てたものの様です。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、月見橋上より上流側を向いた風景、緑地に植えられた一本桜が目に入ります。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、月見橋上より下流側を向いた風景、右に左にぐにゃぐにゃ曲がって下る川の流れが面白い。

これより先暫くは住宅地で、桜並木も無い為、さくさく参ります。

源流から数えて17番目の橋…「高砂橋」
車の進入を考え、橋の両端が大きく拡がっています。
上から観ると砂時計の様な形をしていて面白いかと。
橋の周辺には車持ちの家が目立ちました。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、高砂橋上より上流側を向いた風景、
ここからも川床近くに黄色い花が咲いてるのを発見。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、高砂橋上より下流側を向いた風景、
川床の置き石は環境への配慮から人工的に設置された物なのでしょう。


源流から数えて18番目の橋…「あかね橋」
車道と歩道が整備された真新しい橋、付近は団地になっています。
後ろに見える白い煙突は杉並清掃工場の物です。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、あかね橋上より上流側を向いた風景、
目の前に架かるのは高砂橋、両橋間の狭さが解るかと。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、あかね橋上より下流側を向いた風景、
川の流れが左へ大きくカーブする様子が見て取れます。

⭐あかね橋の側に在る立ち寄りスポット…「杉並区立あかね橋公園
訪れた日は開花しておらず写ってませんが、公園内には種類の異なる桜が数本植えられています。
遊具やベンチも設置され、住民の憩いの場所になってるもよう。
反対側の岸に広がるのは「むつみ橋緑地」、どちらもあかね橋からむつみ橋まで川沿いに続きます。


源流から数えて19番目の橋…「むつみ橋」
団地の前に架かる橋、片端だけではありますが、この橋も車が進入し易い様に拡がったデザインになっています。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、むつみ橋上より上流側を向いた風景、
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、むつみ橋上より下流側を向いた風景、
橋の欄干沿いに花壇が設けられてますが、咲いてる花はどう見ても雑草です。

↑むつみ橋~錦橋間遊歩道より、上流向いて撮った写真。
ハナモモに早咲きの桜に椿と様々な花が咲き続く道なので、走るには楽しいコースです。


源流から数えて20番目の橋…「錦橋」
幅が非常に狭いのは住民が通る為の歩行者専用橋だから。
成人男性3人が並んで渡れるかどうか…横並びに歩くのは止めよう。
車が通れないようわざと幅が狭くしてあるんだろうけど、周辺の住宅の多さを考えると通勤・通学時間は過密度かなり高いに違いない。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、錦橋上より上流側を向いた風景、
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、錦橋上より下流側を向いた風景、
下流側、日陰になってるせいか、橋の前の桜は未だ咲いてませんでした。
 
↑ソメイヨシノより早く咲く桜は咲いてたんですがねって事で、写真は錦橋~やなぎ橋間遊歩道で見掛けた早咲きの桜です。

 
源流から数えて21番目の橋…「やなぎ橋」
「あかね」、「むつみ」、「やなぎ」と、この辺り平仮名の橋名が多いですね。
右隣の写真は、橋のたもとに在る小さな児童公園「やなぎ橋公園」。
上流から歩いて来た場合、右岸側に在ります。
公園のトイレの隣には濃いピンク色の花(ヒガンザクラ?)が咲いていて綺麗なのですが、この年は散った後に訪れた様で咲いてませんでした。
橋は真新しい物で、車道と歩道が綺麗に整備されてます。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、やなぎ橋上より上流側を向いた風景、
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、やなぎ橋上より下流側を向いた風景、
杉並清掃工場の煙突が目の前に迫っている。
そろそろ高井戸駅が近いです――って所で次回に続きます。

コメント
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