瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

桜橋~神田川を下る旅~その15

2021年06月20日 20時18分32秒 | 旅の覚書
前回「桜橋~神田川を下る旅~その14」の続きです。
今回は上流から数えて90番目の大東橋~97番目の瀧澤橋までの区間、撮影日は約1年前の2020年3月末頃(※一部今年撮影したものも有;)…今回は写真が非常に多い為、前置き無く参ります。


源流から数えて90番目の橋…「大東橋」
上流から歩いて来た場合、JR中央・総武線鉄橋を潜った先に架かる橋です。
 
↑大東橋上より上流側を向いた風景…線路上を走る総武線を桜越しに納めようとカメラを構える女性を、後ろから撮影してみた。(無断で失礼)
 
↑大東橋上より下流側を向いた風景…橋は中野区と新宿区の境に架かるのですが、ここから先暫くは両岸とも桜並木が続きます。
とは言っても中野区側はブチブチ途切れがち、やはり天下の新宿区様には敵わないって事か。(区の予算がね~)
新宿区サイドは川の流れに沿って公園が続いており、植えられてる桜の本数が殊の外多い区間です。

☆大東橋側の立ち寄りスポット…新宿区立「神田上水公園
大東橋~小滝橋まで続く川沿いの遊歩道を公園に整備したスポットで、総延長約600mの敷地内には人工の小川が流れています。
但し、小川が稼働するのは4月下旬~10月下旬迄と定められいて、花見シーズン中は写真の通りの涸れ川です。
寒い季節は川が凍って転倒する人出るかもだし、花見の季節は酔った客が足滑らせて水浸しになるかもしれんし、妥当な稼働期間かもしれない。
他、児童用遊具にもなる健康器具や、トイレも設置されており、大人から子供まで日常的に楽しめる憩いの場になってます。
 

 
↑神田上水公園内、大東橋~南小滝橋間にて撮影。


源流から数えて91番目の橋…「南小滝橋」
上記した通り、新宿区に入る右岸は「神田上水公園」の敷地です。

↑南小滝橋上より上流側を向いた風景…桜並木の向うに聳え立つツインタワーマンション。
 
南小滝橋上より下流側を向いた風景…視界を覆う程の桜の枝振りにうっとり。
神田川で花見するなら、このスポットは外せないでしょう。
いや、歩くなら、上流から84番目の栄橋~97番目の瀧澤橋まで引っくるめてお勧めで、「上流から歩く場合の神田川第四お花見コース」に指定させて頂きます。
  
↑南小滝橋~亀齢橋間、「神田上水公園」内にて撮影。
公園なので、ベンチも数カ所に設置されてます。


源流から数えて92番目の橋…「亀齢橋」
また橋名に亀が付いてる…昔、付近に「亀久保」と呼ばれる地域が在ったそうで、そこが由来になってるかもしれません。

↑亀齢橋上より上流側を向いた風景。
 
↑亀齢橋上より下流側を向いた風景…上流・下流側とも見事な桜の枝振りで隠れてますが、この橋の付近、流れが緩やかに蛇行しています。

 
源流から数えて93番目の橋…「小滝橋」
新宿区側、橋の手前で諏訪通りと小滝橋通りと戸三小通りが集合し、早稲田通りと繋がります。
下流側へ行くには横断歩道を渡る必要が有りますが、数本の道路が束になる新宿区側の交差点は車の交通量が多く、信号の待ち時間が長くて苛々します。
 
↑「神田上水公園」は小滝橋上流側まで、写真は小滝橋側の公園出入口と、小滝橋上より上流側を向いた風景になります。

↑信号渡り、小滝橋上より下流側を向いた風景。
公園を抜けても桜並木は続く。
何故なら、小滝橋まで中野区と新宿区の境に架かってたのが、次の久保前橋より101番目の清水川橋まで両岸とも新宿区に架かるから。

☆小滝橋~久保前橋間立ち寄りスポット…「寒天工房、讃岐屋
小滝橋~久保前橋まで続く遊歩道の大体真ん中辺りに、美味しい寒天屋さんが在ります。
寒天を売りにしてるだけあり、他店の物と比べて寒天が大きい!非常に食べ応え有ります!
ところてんも美味しいです。
テイクアウト・イートイン共にやってますが、新型コロナ流行により現在は喫茶室の営業時間を短縮しています。
毎週水曜は定休日なので注意!お取り寄せも可能です。
 

 
↑季節限定「桜餡蜜」を買って、外で食べました。(お茶はサービスで頂いた)

 
源流から数えて94番目の橋…「久保前橋」
写真中央の建物は「落合水再生センター」――新宿区・中野区・杉並区の下水処理場です。
施設の屋上は「落合中央公園」として一般に開放されています。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、久保前橋上より上流側を向いた風景。
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、久保前橋上より下流側を向いた風景。
…上流と下流で桜の開花具合が全然違う事には目を瞑ってください。(ぶっちゃけ撮影した年と日が違う;)
この橋から桜を観るなら、「落合水再生センター」の屋上に上がるべし!――大丈夫、不法侵入にならないから!屋上は公園だから!
 


↑「落合水再生センター」の階段から眺めた風景。
満開時は桜が川を覆って壮観、これぞ桜の川流れ!(←意味不明)
…橋の上からだと公園が在る様に見えないから、気付かず通り過ぎてしまう人も居るんです。
屋上から観てる人は施設関係者に違いないと思い込んで…数年前の自分ですが。(汗)
でも実は階段上った先に、広~い公園が在るのですよ!

☆久保前橋側立ち寄りスポット…新宿区立「落合中央公園(落合水再生センター)」
東京都下水道局の下水処理場で、屋上は「落合中央公園」になっています。
ジョギングコースに、雨が降った後でも使える人工芝の野球場やテニスコート等を備える、体育会系にぴったりの公園です。
 

 

 
自分が訪れた時も何処かの運動部が練習に使用しとりました。

↑運動場の他に、こんな綺麗な庭園も――恐らく下水を処理した後の再生水を、庭木への散水に利用してるのでしょう。
   
↑久保前橋~せせらぎ橋間遊歩道にて撮影した桜。

☆久保前橋~せせらぎ橋間立ち寄りスポット…「珈琲専科ラ・フルール」
…以前はここに民家を改築したと思しき小さな喫茶店が営業してたんですが、新型コロナ流行で長期に渡り休業後、今年に入り閉店してしまいました~~~。(涙)
いつか行こうと考えてたのに…一度も行かないまま無くなってしまった…悲しい。
  
店の看板は未だ残ってて、周囲の風景に花を添えています。
桜が咲く春も良いけど、新緑が続く季節も絵になる。

 
源流から数えて95番目の橋…「せせらぎ橋」
新宿区立「せせらぎの里公苑」東側出入口に架かる歩行者専用橋。
この施設も東京都下水道局の管轄らしく、園内を流れる川のせせらぎは、下水処理後の再生水を利用してるとの事。
 
↑PC画面で観て左側(スマホ画面の場合は上)の写真は、せせらぎ橋上より上流側を向いた風景――思いがけず心霊写真が撮れてしまった!!!(嘘です)
PC画面で観て右側(スマホ画面の場合は下)の写真は、せせらぎ橋上より下流側を向いた風景。

☆せせらぎ橋側立ち寄りスポット…新宿区立「せせらぎの里公苑
先に紹介した通り東京都下水道局管轄の公園で、地下の下水処理施設の上に公園を造り、処理水を庭木の散水やせせらぎに利用してるもよう。
「この『せせらぎ』の水は、落合水再生センターで『下水』を綺麗に処理したものです。
 処理方法は海水を飲み水にする事が出来るものと同じ仕組みで、『膜ろ過法』と呼ばれ、逆浸透膜を通る事により綺麗になります。
 膜の穴の大きさは水の分子だけが通れるものです。」←園内の看板より。
 

 

 

 

 
最先端のろ過処理を行ってるだけあって、元が下水とは思えないほど、園内を流れる水は澄んでいます。
春はソメイヨシノの他、枝垂桜が咲いて美しい。

☆せせらぎ橋~新堀橋間の立ち寄りスポット…「伊良(いよし)コーラ総本店下落合
クラフトコーラの専門店。
瓶に貼ってあるラベルの説明書きによると、原材料はコーラシロップ(レモン、ライム、砂糖、シナモン、コラの実、その他香辛料)、レモン果汁、炭酸等――12種類以上のスパイスと柑橘類を調合してるらしい。
飲んだ感想としては、コーラと言うより、グリューワインに近い。(アルコール入ってないけど)
スパイスたっぷり使ってる為か、飲んだ後、体がポカポカ温かくなりました。
自分は美味しいと感じましたが、家族の意見は真っ二つに分かれました。
  
↑新型コロナ流行の影響か、現在店舗は営業してないもよう。
自販機でのみ1本450円で買う事が出来ます。
飲む直前に、逆様にするのがポイント…香辛料が沈殿してるので。
以前テレビから仕入れた情報によると、移動販売車を使い、都内各地で販売してるとか…都内に住んでる方、いつかは貴方の住む町に、行くかもしれません。(by.花の子ルンルン)
 
↑ちなみに、店の前の通りには、「コーラ小道」なる名前が付いてるらしい。
地図で確認したら、せせらぎ橋~新堀橋間の、上流から見て右岸側の遊歩道が、その小道に当たるらしい…宣伝目的で命名権を買ったのだろうか?


源流から数えて96番目の橋…「新堀橋」
西武新宿線「下落合」駅側に架かる橋です。
 
↑新堀橋上より上流側を向いた風景…上流側には「高田馬場分水路」と言われる川の吞口が在ります。
大雨が降って川が増水した際は、この分水路へ水が落ちる仕組みになってます。
付近は昔、洪水被害が多発した場所なのだとか。

↑新堀橋上より下流側を向いた風景…手前の古い建物が趣きを醸してますが、そろそろ川に落ちそうで心配です。(汗)

 

 
源流から数えて97番目の橋…「瀧澤橋」
上流から歩いて来た場合、この橋が架かる所で一旦遊歩道が途切れます。
桜並木は次に架かる落合橋まで続いてるっぽいのですが、川沿いに歩く道が無いのです。(涙)
 

 


↑瀧澤橋上より上流側を向いた風景。
 

 

 


↑瀧澤橋上より下流側を向いた風景。
…沢山写真を貼り付けた事から察せるでしょうが、この橋の付近は特に桜の枝振りが凄いです。
橋の側には外国人向け日本語学校が在り、春は外国人の生徒さん達が橋の上で花見を楽しんでます。

遊歩道が途切れた所で、今回記事はここまで!


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