はぁい♪ミス・メリーよ♪
今夜は一年の締め、大晦日!!
キリスト教の暦名で呼ぶなら「シルヴェスター(ジルベスター)」――これは紀元314〜335年まで在位していたローマ教皇シルヴェスター1世の名前が由来になってるの。
伝え聞くところによると、彼自ら新年の祝祭に自分の名を付けたそうよ。
キリスト教の暦名って殆どが殉教した聖人名で、教皇の名前が付けられてるのは「シルヴェスター」だけなんですって。
由来の教皇はよっぽど自己主張強い人だったのね〜。
一年の節目の大晦日には彼の世の扉が開いて、精霊や亡霊が群れ為し此の世へやって来ると云われてるの。
日本のお盆みたいだって?
昔は日本でも大晦日には地獄の蓋が開いて、魑魅魍魎や亡霊がやって来ると云われていたのよ。
日本で怪談の季節が夏に移動したのは江戸時代以降で、それ以前は冬の方が不思議で怖い話多かったんだから!
雪が積もる寒い国ほど、冬を恐れる気持ちは強いの。
まして北欧の冬は、太陽が一日の殆ど隠れたままだもの。
だから大晦日には冬の魔物を払おうと、花火を打ち上げたり、鐘を煩いくらい鳴らすのね。
鐘といえば日本でも大晦日に撞くわね…あれは百八つの煩悩を祓う為って言うけど、由来を辿ればヨーロッパと同じかもしれないわ。
大晦日には怨霊や精霊だけでなく、祖先の霊も帰って来ると信じられてるの。
ますます日本のお盆に似てるって?
そうね〜、日本に節分って行事が有るじゃない?
あれと良く似た習慣がヨーロッパにも有るんですって。
日本と同じ様に穀物の種を家中に撒きながら、福は家に残れ、魔物は外へ去れ、みたいな呪文を唱えるらしいの。
冬至の頃、魔物達と共に祖先の霊も帰って来るから、家に彼らの為の食べ物を用意して歓待するんだけど、そのまま居着かれては困る…だから冬の終わりには福だけ残して大人しく帰ってくださいってお願いするのよ…ちょっと調子が良い頼み事に思えるかしら?
それはさて置き、日本の節分の「鬼」も、昔は一年の節目に訪れる祖先の霊を指しての呼び方だったかもしれないわ。
大晦日に訪れる魔物達の力で、その夜は不思議な事が起きると言うわ。
それで大晦日には魔物達の力を借りて来る年が幸運かを占うの。
日本でも年の初めに御神籤を引くわね。
所変わっても同じ頃に似た習慣が残ってるなんて不思議だわ。
それじゃあ今年最後のクリスマス・ソングを紹介、大晦日といえばこの歌よね――Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)♪
言わずと知れた日本の唱歌「蛍の光」の原曲で知られるスコットランド民謡で、歌詞はスコットランドの詩人ロバート・バーンズ作のものが広く知られてるわ。
日本の「蛍の光」は別れや終わりのイメージが強いけど、スコットランドでは年始や披露宴や誕生日等のお祝いに歌われる事が多いんですって。
英米では年越しカウントダウンの際の定番曲で、日本でも紅白の終わりは「蛍の光」で〆るわね。
今年最後のメリーの話を聴いてくれて有難う!
皆、良い年を迎えてね!!
(参考映像)
Should auld acquaintance be forgot♪
And never brought to mind♪
Should auld acquaintance be forgot♪
And days of auld lang syne♪
And days of auld lang syne my dear♪
And days of auld lang syne♪
Should auld acquaintance be forgot♪
And days of auld lang syne♪
And there's a hand my trusty fiere♪
And gies a hand o' thine♪
We'll tak a cup o' kindness yet♪
For auld lang syne♪
For auld lang syne, my dear♪
For auld lang syne♪
We'll tak a cup o' kindness yet♪
For auld lang syne♪
【訳】
旧き友は忘れたまま、
決して心に戻る事は無いのか?
旧き友も、
懐かしき昔の日々も忘れるべきなのだろうか?
懐かしき昔の日々よ、我が愛しき者よ
懐かしき昔の日々よ
旧き友も、
懐かしき昔の日々も忘れるべきなのだろうか?
この手を取れ、我が信友よ
そして手を貸してくれ
優しさの一杯を交わそうではないか
懐かしき昔の為に
懐かしき昔の日々、我が愛しき者の為に
過ぎ去りし懐かしい昔の為に
優しさの一杯を交わそうではないか
懐かしい昔の為に
…こんばんは、びょりです。
写真はハウステンボス、アートガーデンに建つ観覧車から観た、場内の夜景です。
今年一年留守にして御免なさい(汗)
こんなブログですが、来年も宜しくお願い致しますm(_ _;)m
今夜は一年の締め、大晦日!!
キリスト教の暦名で呼ぶなら「シルヴェスター(ジルベスター)」――これは紀元314〜335年まで在位していたローマ教皇シルヴェスター1世の名前が由来になってるの。
伝え聞くところによると、彼自ら新年の祝祭に自分の名を付けたそうよ。
キリスト教の暦名って殆どが殉教した聖人名で、教皇の名前が付けられてるのは「シルヴェスター」だけなんですって。
由来の教皇はよっぽど自己主張強い人だったのね〜。
一年の節目の大晦日には彼の世の扉が開いて、精霊や亡霊が群れ為し此の世へやって来ると云われてるの。
日本のお盆みたいだって?
昔は日本でも大晦日には地獄の蓋が開いて、魑魅魍魎や亡霊がやって来ると云われていたのよ。
日本で怪談の季節が夏に移動したのは江戸時代以降で、それ以前は冬の方が不思議で怖い話多かったんだから!
雪が積もる寒い国ほど、冬を恐れる気持ちは強いの。
まして北欧の冬は、太陽が一日の殆ど隠れたままだもの。
だから大晦日には冬の魔物を払おうと、花火を打ち上げたり、鐘を煩いくらい鳴らすのね。
鐘といえば日本でも大晦日に撞くわね…あれは百八つの煩悩を祓う為って言うけど、由来を辿ればヨーロッパと同じかもしれないわ。
大晦日には怨霊や精霊だけでなく、祖先の霊も帰って来ると信じられてるの。
ますます日本のお盆に似てるって?
そうね〜、日本に節分って行事が有るじゃない?
あれと良く似た習慣がヨーロッパにも有るんですって。
日本と同じ様に穀物の種を家中に撒きながら、福は家に残れ、魔物は外へ去れ、みたいな呪文を唱えるらしいの。
冬至の頃、魔物達と共に祖先の霊も帰って来るから、家に彼らの為の食べ物を用意して歓待するんだけど、そのまま居着かれては困る…だから冬の終わりには福だけ残して大人しく帰ってくださいってお願いするのよ…ちょっと調子が良い頼み事に思えるかしら?
それはさて置き、日本の節分の「鬼」も、昔は一年の節目に訪れる祖先の霊を指しての呼び方だったかもしれないわ。
大晦日に訪れる魔物達の力で、その夜は不思議な事が起きると言うわ。
それで大晦日には魔物達の力を借りて来る年が幸運かを占うの。
日本でも年の初めに御神籤を引くわね。
所変わっても同じ頃に似た習慣が残ってるなんて不思議だわ。
それじゃあ今年最後のクリスマス・ソングを紹介、大晦日といえばこの歌よね――Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)♪
言わずと知れた日本の唱歌「蛍の光」の原曲で知られるスコットランド民謡で、歌詞はスコットランドの詩人ロバート・バーンズ作のものが広く知られてるわ。
日本の「蛍の光」は別れや終わりのイメージが強いけど、スコットランドでは年始や披露宴や誕生日等のお祝いに歌われる事が多いんですって。
英米では年越しカウントダウンの際の定番曲で、日本でも紅白の終わりは「蛍の光」で〆るわね。
今年最後のメリーの話を聴いてくれて有難う!
皆、良い年を迎えてね!!
【Auld Lang Syne(オールド・ラング・サイン)】
(参考映像)
Should auld acquaintance be forgot♪
And never brought to mind♪
Should auld acquaintance be forgot♪
And days of auld lang syne♪
And days of auld lang syne my dear♪
And days of auld lang syne♪
Should auld acquaintance be forgot♪
And days of auld lang syne♪
And there's a hand my trusty fiere♪
And gies a hand o' thine♪
We'll tak a cup o' kindness yet♪
For auld lang syne♪
For auld lang syne, my dear♪
For auld lang syne♪
We'll tak a cup o' kindness yet♪
For auld lang syne♪
【訳】
旧き友は忘れたまま、
決して心に戻る事は無いのか?
旧き友も、
懐かしき昔の日々も忘れるべきなのだろうか?
懐かしき昔の日々よ、我が愛しき者よ
懐かしき昔の日々よ
旧き友も、
懐かしき昔の日々も忘れるべきなのだろうか?
この手を取れ、我が信友よ
そして手を貸してくれ
優しさの一杯を交わそうではないか
懐かしき昔の為に
懐かしき昔の日々、我が愛しき者の為に
過ぎ去りし懐かしい昔の為に
優しさの一杯を交わそうではないか
懐かしい昔の為に
…こんばんは、びょりです。
写真はハウステンボス、アートガーデンに建つ観覧車から観た、場内の夜景です。
今年一年留守にして御免なさい(汗)
こんなブログですが、来年も宜しくお願い致しますm(_ _;)m