全ポン協 ~全国ポン酢飲み歩き協会~

ポン酢コーディネーター・藤島琴弥が、皆様と全国のポン酢を繋げます!

ミツカン 味ポン

2006年10月07日 | 東海地方
愛知県産

ミツカン「味ポン


関東のぽん酢愛好家が感謝を忘れてはいけないのが、このミツカン「味ポン」です。

昭和30年代、ぽん酢は家庭の調味料としてはまだ普及しておらず、もっぱら料理店で味わうものといったイメージでした。

そんな中、ここの社長さんが博多の料亭で食べた「水炊き」のぽん酢に感動し、このぽん酢醤油を商品化したい!ということで昭和39年に「味ポン(味付けぽん酢)」が誕生したと言うわけです。

昔から「水炊き」の習慣がある関西方面では“家庭で味ぽん”はすぐに受け入れられましたが、「味つきの鍋」の習慣しかなかった関東以北の地域には、なかなか受け入れられなかったようです。

そこでミツカンの社員さんが、築地に自家製の「水炊き屋台」を引いて小売業者さんに「味ポン」を振る舞い、販路を拡大していったそうです。

今でこそ「ぽん酢」は当たり前の調味料ですが、関東においての発展にはこういう歴史があったんですね!

美味しいぽん酢を探すにあたりまずこの歴史を知り、自分が初めて食べたポン酢は「ミツカン 味ポン」だったということ、この味が好きで、ポンズラーになったということを忘れてはいけません。合掌。

ミツカンHP
http://www.mizkan.co.jp/index_1.html



ミツカン 「味ポン」

2006年10月07日 | ごあいさつ
ミツカン「味ポン

関東のぽん酢愛好家が感謝を忘れてはいけないのが、このミツカン「味ポン」です。

昭和30年代、ぽん酢は家庭の調味料としてはまだ普及しておらず、もっぱら料理店で味わうものといったイメージでした。

そんな中、ここの社長さんが博多の料亭で食べた「水炊き」のぽん酢に感動し、このぽん酢醤油を商品化したい!ということで昭和39年に「味ポン(味付けぽん酢)」が誕生したと言うわけです。

ところが昔から「水炊き」の習慣がある関西方面では“家庭で味ぽん”はすぐに受け入れられましたが、「味つきの鍋」の習慣しかなかった関東以北の地域には、なかなか受け入れられなかったようです。

そこでミツカンの社員さんが、築地に自家製の「水炊き屋台」を引いて小売業者さんに「味ポン」を振る舞い、販路を拡大していったそうです。

今でこそ「ぽん酢」は当たり前の調味料ですが、関東においての発展にはこういう歴史があったんですね!

美味しいぽん酢を探すにあたりまずこの歴史を知り、自分が初めて食べたポン酢は「ミツカン 味ポン」だったということ、この味が好きで、ポンズラーになったということを忘れてはいけません。合掌。

ミツカンHP
http://www.mizkan.co.jp/index_1.html



青じそぽん酢

2006年10月07日 | 南関東地方
千葉県産

青じそぽん酢
最近CMでよく流れています。

これ、ノンオイルの「青じそドレッシング」と何がどう違うのか、わたしにはわかりませんでした。ってことは、ノンオイル青じそドレッシングをポン酢代わりに使ってもOKってことかな。
いや、ドレッシングはドレッシング。
このポン酢は豆腐料理、サラダ、納豆などにいいかもしれません。
わたしの好みからすると、鍋物用にはイマイチです。


生産地【葉県銚子市】


ヤマサ「青じそぽん酢」
http://www.yamasa.com/aojiso/index.html

旭ポンズ

2006年10月07日 | 大阪府産
旭ポンズ

今や全国のポン酢好きの中で知らない人はいない、大阪八尾市発の「旭ポンズ」です。

うまいっ!
唯一無二のこの味!
「あ~、やっぱり旭ポンズだよね~」っていう、信頼感!!

スダチ、ユコウ、柚子の酸味は強いのですが、それをしっかり支える濃厚なダシ。
このダシのおかげで、酸味だけが突出せず全体をぐっと濃厚に引き締めます。
元祖濃厚ポン酢ですね!

肉類を召し上がるに最高のお味だと思います。

今でこそ全国の百貨店やスーパーで姿を見ますが、関西でしか販売していなかった頃は あまりの人気ぶりに、鍋の季節には楽天での販売が停止していたこともありました。(製造が追いつかないため)
私も関西の 酒屋さんや 、旭ポンズをおろしている商店に直接お電話をして取り寄せていたものです。

このポン酢を初めて食べた頃は旭食品さんのホームページが無く、どんな方がどんな風に作っていらっしゃるのか、 とてもミステリアスでした。

今は素敵なホームページもあり会社の歴史も知ることができます。

『ポン酢が好き』と言う方、ぜひ一度は旭ポンズを召し上がってみてください。
ポン酢にハマる人は、こういうポン酢を食べたからハマってしまうんだということがお分かりいただけると思います!


生産地【大阪府八尾市】


旭食品株式会社 http://www.asahi-syokuhin.co.jp/

☆☆☆


ひしおの郷 ぽんず醤油

2006年10月07日 | 四国地方
ひしおの郷 ぽんず醤油

徳島県特産のすだち・高知県産のゆずを使用し、小豆島の左海醤油自社製丸大豆醤油で造られた名の通り、醤油屋が造った添加物を一切使っていない、贅沢なぽん酢です。

「醤(ひしお)の郷」 醤油のふるさと・醤の郷付近を歩くと、醤油の香りがそこかしこに漂っているそうです。 塩づくりから始まった小豆島の醤油造りは、約400年の歴史を持ち、今も栄々と続いてます。


えー、これは、400年の歴史の醤油味が濃厚です!
しゃぶしゃぶに使用してみましたが、かなり濃厚なので、ぽん酢が勝ち!って感じでした。
鍋の出汁ですこし薄まったきたところで、ちょうどよくなったかな。
濃厚なポン酢がお好きな方にはドンピシャかもしれません。

刺身やステーキ、焼き肉など、脂が多くて素材の味が強めのものに合うと思います。

私は東京有楽町の「むらからまちから館」で発見購入しましたが、商品の入れ替えも多いでしょうし、現在置いてあるかはわかりません。


生産地【香川県小豆郡】


ネットで購入の際はコチラ
http://www.bodega.jp/frame/next/choumiryou/ponzu.html



馬路村のポン酢「ゆずの村」

2006年10月07日 | 四国地方
馬路村のポン酢「ゆずの村」


地域興しにポン酢を作って大成功をおさめた馬路村。
今や、地域産業活性化のモデルになっているんではないでしょうか?

全国のスーパーで購入出来るご当地ポン酢の先駆けですね。
なので、ゆずの村のファンは全国に広がってます。

先日、とある醤油醸造の店員さんが、自社製品のポン酢より馬路村のゆずの村が好きだって、仰ってました。
(自社のポン酢LOVEでいてほしかったのでガッカリしましたが、ゆずの村が美味しいのは間違いありません)

特徴はやはり、柚子です。
柚子の香りがとても爽やか✨
とはいえ酸味はそれほど強くなく、甘味もありまろやか。
非常にバランスの良いポン酢です。

どんなお料理にも合いますが、私は豚しゃぶにはコレです。
豚との相性バツグンです✨
しょうが焼きの浸けダレにも良いし、魚の南蛮漬けとかもね!


ってなわけで、ゆず系では、これが不動の人気者です。
昔は大手デパートでしか購入できませんでしたが、今は一般的なスーパーでもこれ、置いてます。お試しあれ。

生産地【高知県安芸郡】


馬路村農業協同組合の商品ページ
http://www.yuzu.or.jp/product2004/product2.html


☆☆☆

すだっち

2006年10月07日 | 南関東地方
千葉県産

「すだっち」

今日紹介するのは「すだっち」
これ、関東のそこいら中のスーパーで手に入ります。

柚子ポン酢ってのはよく見掛けますけど、スダチのポン酢ってのはあまりメジャーではありませんでしたよね。

風味付けの柑橘類の中で一番好きなのがスダチなので、うちにはいつもスダチエキスが常備されていて、ポン酢を使う時には必ずスダチとポン酢をブレンドしておりました。
が、ちょっとまえ出ました「すだっち」というスダチポン酢が!

スダチにしてはちょっと甘めかな…という気もしますが、まぁそこはまぁ。もちろん柚子に比べたら、スッキリ感強めです。

ポンズラーの皆様お試しあれ。

生産地【千葉県野田市】


キッコーマン「すだっち」のページ
http://www.kikkoman.co.jp/yuzuka/index.html





キッコーゴゆずぽん酢

2006年10月07日 | 南関東地方
東京都産

キッコーゴ「ゆずポン酢」(写真右)です。

東京都あきる野市の近藤醸造元の本醸造醤油に天然ゆず果汁をたっぷり加えた、味わい深い本格的なゆずぽん酢です。
東京産のポン酢は珍しいんですよ!

ポン酢は基本的に、醤油の醸造元が生産しているパターンが多いんですが、これもそのひとつ。
お醤油とゆず果汁を合わせたものが「ポン酢」なので、基本的には、お醤油が美味しくないと、イコール美味しいポン酢にはならないんです。
そして濃度。美味しい醤油でも、その濃度で味が変わります。
お醤油が濃いと、しょっぱすぎる。
果汁が多いと、酸っぱすぎる。(そして矛盾するようだが、甘みも増す。)
鰹や昆布の出汁が濃いのも癖が強すぎる。

「キッコーゴゆずポン酢」は酸味強めのさっぱり味で、わたし好みのお味でした。
醤油の旨さとゆずの酸味がバランスよくマッチ✨
こういう美味しいポン酢が東京にあるっ!ってことを皆さんに知ってほしい!!


生産地【東京都あきる野市】

キッコーゴのお買い物ページ
http://www.kondojozo.com/




「ポン酢」名前の由来

2006年10月07日 | ごあいさつ
「ポン酢」のぽんって何?
という疑問を持つ方も多いと思います。
いろいろな説がありますが、ここではごく一般的な由来についてご説明いたします。


ポン酢は、昔々ヨーロッパの人々の食前酒として愛飲されていた「ポンス」という柑橘系の飲料に由来します。
オランダ語で柑橘類の果汁を意味する「pons(ポンス)」は、日本に渡り、柑橘系の酸味と日本の‘酢’とが重なって「ポン酢」となりました。

オランダ語の「ポンス」は、ヒンディー語で5つを意味する「panc」に由来します(英語ではパンチ)。
「ポンス」は5種類のものを混ぜ合わせたという意味から、お酒にレモン汁や砂糖などを加えて作った飲み物を意味するようになりました。
この飲み物がレモン汁に関係することから、ポン酢は柑橘類の果汁を意味するようになりました。



ポンスに使われる柑橘類はレモンだったりオレンジだったりいろいろでした。なのでポン酢に使われる柑橘類も、実際なんだって良いわけです。昔日本にはオレンジだのレモンだのはありませんでしたから、柚がメインになったんでしょう。

由来はそんな感じです。

全ポン協

2006年10月07日 | ごあいさつ
2001年、徳島県某所でポン酢に魅了され、それから全国各地のポン酢を追い求め飲み歩いておりました。
せっかくだから数々のポン酢を記録に残したい!残さなければということで、念願のポン酢ブログを開設いたしました。

ポン酢が大好き
ポン酢は飲みのもだ
ポン酢はすべての食べ物を美味しくする
ご飯にかけてもOK

このポン酢は美味しい!
○○にポン酢をかけたら美味しかった!
ポン酢にはこういう使い道もある!

などなど、全国のポンズラーな皆様の情報交換の場になることを願っております。

また、ポン酢そのものに限らず、ポン酢を美味しくいただくための食材や調理方法などの情報も同時に募集いたします。

将来的には、多くの飲食店のテーブルの上に「塩・醤油・楊枝・ポン酢」が常におかれるところまでポン酢の地位を高められたら・・・と思っております。
ポンズラーの皆様、ポン酢の活性化のためにも、頑張りましょう!!